花巻市の農家レストランでお昼にしました。
旧石鳥谷町にある「遊民」さんです。
「おにぎりcafe 遊民」という名のレストラン・・・
- 東北
でしたけど、今は「おにぎりカフェ＆仕出し弁当」ということで、仕出し中心になって、食事は予約制です。
このプレハブの建物は調理をするところで、仕出しはここから出発します。
でも食事をする場合は立派な母屋でいただくんです。
お寺のような荘厳な造りの母屋。
でもその写真を撮り忘れましたぁ。f(^^;
Ｓさんが撮った室内の写真だけ・・。
この柱と欄間だけでも建物の凄さが想像がつくと思います。
そんな母屋で、お弁当をいただきましょう。
２段重ねの立派なお重。
その脇にお吸い物、いやこれが私が期待する「ひっつみ」なんです。
いただきま～す。
さて、蓋を開けると・・・。
１段は、３つに区切られたお重の中に、おかずがいっぱい。
手前に焼き鮭、玉子焼き（もちろん手作り）、ワラビのお浸し。
左上には帆立の煮物とキュウリの漬け物。
右上には野菜の煮物がびっしり。ニンジン、コンニャク、シイタケ、竹輪、昆布などなど。
みんな手作りで、塩気は薄味。
ほっと、心が和むような、やさいいおふくろの味です。
もう１段、ご飯の入っているお重には、鶏の唐揚げとデザートのメロン。
ご飯はふっくら炊けてていて、これも美味しい。
そして、ひっつみ汁。
鶏肉、ゴボウなどがたっぷり入った中に「ひっつみ」が沈んでいます。
実は、この「ひっつみ」が一番食べたかったんです。
これが「ひっつみ」。
小麦粉を打って、それをうどんのように切らずに、手でちぎって、平たく延ばして茹でたものです。
きちんと打ってあると、腰があって歯ごたえの良いひっつみになります。
このひっつみは、なかなかいい腰をしています。
なかなか美味しいひっつみです。満足！
ごちそうさまでした。