秋田の日本酒をいろいろ味わえる ちゃわん屋＠秋田市 [ 東北]
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秋田の夜。この夜は川反をブラブラ。
１軒目は「じんきゅう」さん。もう１軒、と目指したお店は、まだ開いていない。
どこにしようか彷徨していると・・・
【秋田料理】を掲げる「ちゃわん屋」というお店。
ほほぉー、なんか、いいじゃないですか。
２階のお店へ階段を上ると・・・
【東京農業大学】の手拭いが飾られている。
東京農業大学というと、何を思い出しますか？
マラソンの強い大学！
箱根駅伝の常連校です。
いやいや、そっちじゃなくて。
大根踊り！
それもあるけど。
食べ物との関係で・・
もやしもん！
主人公がいる「某農業大学」のモデルだよね。
酒との関係は・・・
醸造学科！
全国に約2000社ある蔵元のうち、約８割が東京農大の発酵関係の学科卒業生なのです。
おかげで収穫祭（大学祭）では、全国の蔵元の酒が試飲できます。
それと関係があるのか？！(*ﾟДﾟ*)ｪ…
しかしここは居酒屋。蔵元ではないからなぁ・・・どんな関係だろ？
そんな疑問を少し酔いが回った頭で考えながらお店に入りました。
店内は民芸調で、カウンターと座敷がある。
とんちゃんが入ったとき、座敷は空いていましたけど、すぐに満席。
地元の方々が多いようで、地元民に人気のお店ですね。
とんちゃんはカウンターの奥の席に案内されました。
一番奥には、長らくここに通った風のお客さんが１人で日本酒を飲んでいました。
さて、とんちゃんも日本酒をオーダーしましょう。
日本酒のリストは・・・
燗酒は太平山。
刈穂と天寿の生酒が300mlで850円。
常温の「ひや酒」は、刈穂の出羽の雫と超辛口、まんさくの花が180mlで650円。
そして、冷酒がいろいろ満載。
刈穂の大吟醸は180mlで1400円。
秀よし大吟醸、春霞大吟醸、酔楽天(長期低温貯蔵酒)まんさくの花大吟醸。
高清水(嘉兆)、天寿(夢幻境)、刈穂(六舟)などなど。
秋田のお酒がいろいろある。
新政の生酛純米は、グラス3000円だって。
◆刈穂 出羽の雫
大仙市にある秋田酒造のお酒。
米の旨みがするお酒ですね。
◆お通し
お通しは湯豆腐。豆腐の上に載っているのは、キャビア。
いえいえ、「畑のキャビア」と呼ばれる、とんぶりです。
プチプチした食感が好きなんです。
カウンター奥の壁に料理の木札が下がっています。
きりたんぽ鍋、だまっこ鍋、しょっつる鍋がある。
ハタハタの醤油焼、一匹ずしもある。
カスベ（エイ）やイブリガッコもいいですね。
じゅんさん、とんぶり、海藻のギバサ、クロモ、エゴ。
鯛わたの塩辛やバクライもある。
どれにするか迷います・・・。(*^^*)
生で食べたことがないエゴにしましょう。
◆えご
エゴノリという海藻。
エゴイストのエゴとは、全く無関係ダヨ。
シャキシャキした食感が美味しいです。
エゴノリは、煮出して固めた寒天状のものを食べたことがあります。
新潟県では「えごねり」、福岡県では「おきゅうと」という名で、食べられています。
⇒おきゅうと：老舗居酒屋で鉢盛料理を肴に酒をいただく やす＠博多
⇒えごねり：女将さんのお手製の伝統料理と家庭料理の朝食 植えた＠佐渡市
※両者の違いなども書いてあります。
◆まんさくの花純米酒
横手市にある日の丸酒造のお酒。
吟醸並みに精米歩合が60％の特別純米。
ほのかに吟醸香があります。
お隣にいた常連さん風の方は、昔からこの店に来ていた人。
お店のご主人も女将さんも東京農業大学（栄養学科）出身で、ご主人はボディービルダーだ、とか。
かつては「だまこ鍋」がウリの庶民的お店だったけど、最近は高級な日本酒を揃えるようになっている、とか。
創業当時のお話を伺えました。
さて、日本酒を２杯いただいたところで、そろそろ出ましょうか。
タバコの煙もけむたいし・・・
ここは１軒目に来て、秋田料理をゆっくり味わった方がいいですね。
そのときは「だまこ鍋」をいただきましょう。
ごちそうさまでした。
食べログ： ちゃわん屋
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