宮城県石巻市は【石巻マンガランド構想】なるものを作って、マンガによる町づくりをしている。
その中心が石ノ森章太郎のマンガで、石ノ森萬画館がある。
「萬画館」はタイプミスじゃないですよ。
石ノ森章太郎は、漫画には「面白い、おかしい」だけではない多数の表現が可能になったとして、「萬画」を提唱して「萬画宣言」を発表。自らの職業を「萬画家」と称したんです。
だから【萬画館】なんです。

石ノ森萬画館は、北上川河口近くの大きな中州にある。
その中州の地形がニューヨーク市がマンハッタンに似ているから、萬画館建設計画につけたプロジェクト名が「マンガッタン計画」。
これ、ホントの話なんです。(笑)

ちなみに石ノ森章太郎は、現在では隣の市になる登米市の中田町石森地区(旧石森町)の出身。それで石森章太郎と命名したんです。
ところでこの「石森」は「いしのもり」と読むのが本来。
ところが「いしもり」と読まれてしまうことから、「石ノ森」と改名したそうです。

さてその石巻市は、漫画のキャラクターでいっぱいです。