赤羽で宴会をしました。
赤羽にはセンベロ流の居酒屋が多い。
そんな中で今回、伺ったのは赤羽の老舗の1つ。
「うなぎ」の暖簾と「焼鳥」の提灯が目印。
「川栄」さんです。
店頭で鰻が焼かれ、その奥に座席があるのですが、今回は団体だったのでえ階へ。
2階は6畳くらいの座敷が2間。
欄間には飾り欄間がある古風な造り。老舗の歴史を感じさせてくれます。
赤羽で宴会をしました。
赤羽にはセンベロ流の居酒屋が多い。
そんな中で今回、伺ったのは赤羽の老舗の1つ。
「うなぎ」の暖簾と「焼鳥」の提灯が目印。
「川栄」さんです。
店頭で鰻が焼かれ、その奥に座席があるのですが、今回は団体だったのでえ階へ。
2階は6畳くらいの座敷が2間。
欄間には飾り欄間がある古風な造り。老舗の歴史を感じさせてくれます。
まずは乾杯のビール。
キリンのラガーです。
大瓶のクラシックラガーもあるようです。
古風な鴨居に下がった黒板にオススメ料理が掲示されています。
今夜の料理は、幹事さんがしっかりオーダーしてくれていますので、だいじょうぶ。
お通しは鴨肉の燻製。
スタートからしっかりした料理が出てきます。
では、いただきます。(合唱)
鴨肉はなかなかの厚切りで、味がしっかりしていて旨い。
鴨肉の下には水菜が強いてある。
ホロホロ鳥の皮ポン酢。
鳥皮ポン酢ってそもそも好きなんだな。
これは鶏よりも脂の感じが柔らかくって、皮にも旨味がある感じ。
「さっぱりとした一品」 クニュとしたコラーゲンたっぷりの皮、
そのホロホロ鳥(ちょう)のことは、また後で薀蓄を垂れましょうかね。(笑)
鶏もつ煮込み。
鶏モツのいろんな部位が入っている。砂肝、きんかん、たまひも・・。
もつ煮込みというと、普通は味噌味だったり醤油味だったりしますけど、これは塩味のもつ煮込みです。
塩味だけど、ぜんぜん臭みがないです。
そして汁には鶏肉の旨味だけがしみ出ていて、実に旨い。
野菜サラダ
マヨネーズが格子状にかけられているのが現代風。
ホロホロ鳥のバラ串
ホロホロ鳥(ちょう)って、商品名じゃなくって、鳥の名前なんですよ。
アフリカのギニア地方が原産のキジ科の鳥です。
キジ科だから肉に旨味があるけどキジ肉みたいに臭いやクセがなくて、ヨーロッパでは「食鳥の女王」と呼ばれているとか。
フランスがホロホロ鳥生産量世界一なんだそうです。
岩手県花巻市にある石黒農場のホロホロ鳥を使用しています。
普通の鶏とは違う感じだね。
では、いただきます。
うむ、柔らかいけど、コクと旨味があって、なかなかジューシーだ。
おっと忘れていた。
唐辛子をかけましょう。
食べ終わった串は、串入れの器にいれて置きます。
アルコールは焼酎にしました。
芋焼酎の「蔵の師魂」。鹿児県日置市の小正醸造のお酒です。
都味鶏のササミ。
薬味は、「わさび」と「ゆずこしょう」があるっていうんで、両方いただいてみました。
両方の味を味わうために串からバラしちゃいました。
こういうの、ホントはいけないんだけど、でもいいよね。
サッと炙っただけのササミ。
これだけでお店の技がわかる。
まずはワサビ。
肉の旨味がジュときて、わさびがツン!とくる。
うむ、これはよろしい。
ゆずこしょう。
ぁあ、ゆずこしょうの良い香り。
しかしなんですよ。
「ゆずこしょう」って、香りが強すぎて、みんな「ゆずこしょう」傘下になってしまう。旨いけど自己主張が強いのね。
だから、わさびの方がイチオシと思います。
砂肝。
七味をかけていただきます。
シャッキリした歯ごたえがいい。
しかもなかなかにジューシーです。
手ごねつくね。
これはタレでいただきました。
肉のプチプチ感があるつくね。この感じいいな。
鰻のオムレツ
1つずつしか焼けないから、順番に出てきます。
真ん中を割ると・・・ぉぉぉおおお!トロトロ状態。
小皿にとってみました。
このドロドロ状態はいったいどうやって作られているのか。
まわりはフンワリ卵、なかはトロットロの状態です。
ぼんじり。
鶏のお尻の脂肪部分がボンジリ。
脂肪のカタマリの中にちょっとシャリっとした食感。
ジューシーな脂肪がたまらかい。
これも七味をたっぷりかけていただきました。
モモ。
これはタレでいただきました。
ムッチリしたモモ肉の食感はグラマラスな女性を思わせる。
・・・って、とんちゃんだけか?
鰻の白焼き。
ここは鰻も専門ですから、やっぱりいただかないとね。
ふんわりしていて、うまい。
鶏もホロホロ鳥もそして鰻も実に旨かった。
帰り際にトイレに入ると・・・感動的な警句が掲げてありました。
一日だけ幸せでいたければ 床屋へ行け
一週間だけ幸せでいたければ、車を買え
一ヶ月だけ幸せでいたければ、結婚しろ
一年だけだけ幸せでいたければ、家を買え
一生、幸せでいたければ、正直に生きろ
最後にすばらしい言葉をいただいて、お店を出ました。
ごちそうさまでした。
最後にメニューを掲げておきます。