店内には「麦とろ牛ぶっかけうどん590円」のパネルがありました。
いつものように、いい値段(そこそこ高いってこと)です。
ここでカミサンから、「麦とろ牛ぶっかけうどん」ってどんなの?という質問。
とろろじゃなく、麦とろと牛肉がかかった、ぶっかけうどんみたい、とお答え。
うどんに「とろろ」じゃなく、「麦とろ」ってところが、ずいぶんと変わっています。
丸亀製麺の説明では・・・
「鬼おろしで荒めにおろしたとろろ」と「もち麦」を混ぜた「麦とろ」。
人気の高い「甘く煮た牛肉」。
その2つを冷たいぶっかけうどんにのせたもの。
・・・だそうです。
ついでに、「もち麦」とは・・・。
お米に「うるち米」と「もち米」があるように、「もち麦」はもち性の大麦です。
「うるち」と「もち」の違いは、デンプンの質の違いです。
デンプンにはアミロースとアミロペクチンがあって、アミロペクチンは炊くと粘りが強い。
アミロースが多いと「うるち」で、アミロペクチンが多いと「もち」になる。
そのアミロペクチンが多くて、モチモチした大麦が「もち麦」です。
しかも「もち麦」は大麦だから食物繊維、特に水溶性食物繊維が多い健康食品です。
とんちゃんとしては、これをどう食べるか考えています。
そのまま食べようか、いや、やっぱりご飯と合わせようか。
ご飯とトッピングの組み合わせは、どうするのがいいか・・・。
ご飯+麦とろ、うどん+牛肉か。
いやその逆に、ご飯+牛肉、うどん+麦とろか。
あるいは、ご飯に全部載せか?
オーダーするところにも「麦とろ牛ぶっかけうどん」のパネル。
そこで、意外な発見。
「麦とろ牛めし350円」というメニューが、小さくあるんです。
ぉぉぉおおお!ご飯+全部載せのメニューがあるんだ!w(*゚o゚*)w
こいつで行ってみよう!
というわけで、麦とろ牛めしをオーダー。
と、すかさず「それだけじゃ足りないでしょう。」とカミサンのアドバイス。
おっとそうだった!冷たいぶっかけもオーダーです。
料理をうけとり、天ぷらもとって、レジへ向かうと
親子丼をつくっています。
次回はこいつを食べたいなぁ・・・。
さて、実食です。
◆麦とろ牛ぶっかけうどん
カミサンのオーダー。
冷たいぶっかけうどんの上にに、片方に麦とろ、片側に甘く煮た牛肉が載り、わさびが添えられている。
麦とろも牛肉もたっぷりありますよ。
そこに九条ネギをたっぷりトッピング。これもかなり多いですね。
甘い牛肉も旨いですけど、麦とろがいい。
とろろは、単にトロトロしているだけじゃなく、鬼おろしで荒めにおろししてあるから、粒の大きな長いもがザックリとした食感。そこにもち麦のプチプチした食感が加わっている。
◆麦とろ牛めし&冷たいぶっかけ、イカ天ぷら
「麦とろ牛ぶっかけうどん」に「ご飯」と同じパーツのはずだが・・・さて。
冷たいぶっかけうどんには、九条ネギとショウガをトッピングです。
いつものように腰のあるうどん。
イカ天ぷら。
ビッグでサックリしたかき揚げもいいですが、イカ天もいいです。
そして麦とろ牛めし。
ご飯に麦とろをかけ、その上に牛肉をトッピング。
トロトロしたとろろの中に、ザックリした長いもとプチプチの麦の食感がいい。
そして甘い牛肉が旨い。
しかし・・・この牛肉、少ないよ?
麦とろ牛ぶっかけうどんに比べて、トッピングの量が少ない!
ぶっかけうどん290円、麦とろ牛ぶっかけうどん590円だから、トッピングは300円。
ごはん130円、麦とろ牛めし350円だから、トッピングは220円。
うぉっと!80円安いじゃないか!
だからトッピングの量が少なくて当然なんですね。
麦とろ牛ぶっかけうどん590円+ごはん130円=720円は、かなりの料金です。
そこに行くと、麦とろ牛めし350円+ぶっかけうどん290円=640円。
この組み合わせの方が、リーズナブルな料金だ、と思いましょう。
そして、麦とろ牛ぶっかけうどんは、気になることがあります。
汁を残すと、その中に麦とろも残ってしまいます。
これはちょっともったいないですね。
かといって汁を完飲するのは塩分過多だしなぁ・・。
月見そばで卵の黄身を崩したとき、残った汁には黄身も混じって残される。そこに感じるもったいない感。
それと同じもったいない感がここにもある。
敢えて言うと、この「残り麦とろ問題」が、このメニューの問題でしょうか。
ともあれ、この季節限定メニューは、なかなか旨いです。
ごちそうさまでした。
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