札幌に帰省して、２泊３日の病院泊まりが明けた昼。
西大通にある、ずーっと前から気になっているお店へランチで行きました。
「中華料理 揚子江」さんと「黄金寿し」さんの看板が並んでる。
お店が２軒あるのかと思うと・・
暖簾には「揚子江」の文字、そして小さく「黄金寿し」。
店舗は１つで、中華と寿司の２つの看板があるお店で、新鮮な魚介が美味しいお店として知る人ぞ知るお店らしい。
「揚子江」は1964年の創業。その後、黄金寿司が開店。元は別々の店舗でしたが、後に一体化したそうです。
内扉を開けようとしたら、店内で椅子に座っているおじいさんが扉を開けてくれました。
ご親切にありがとう。と思ったら、店の方でした（先代のご主人？）。
店内はお客がいっぱい。やっぱり人気店ですね。
左手に厨房を囲んでL字のカウンター、右手にテーブル席、奥に座敷があります。
フロア係りにカウンター席を指示され、席に向かう途中で先客の料理をチラ見すると、エビフライ定食を食べてる人が多いぞ、と確認。
席に着くと冷たいお冷が配膳されます。
コップにたっぷりとお水が注がれ、氷が入っている。些細なことですがお店の思いやりを感じます。
１つのメニューに揚子江と黄金寿司の２つの店名が書いてあって、電話番号がそれぞれ書いてある。食べログも２つの店が登録されているんてす。不思議ですね。
中華料理単品の料理名は中国名で書かれてます。本格中華のお店ですね。
洋食そしてお寿司もある。幅の広さは、昔あったデパートの大食堂並みです。
先客たちが食べていた「エビフライ定食」は・・・メニューには！
しかし厨房を見ると、エビフライを次から次へと揚げています。
こりゃ、どうしたことだ？
もしや！と思って、フロア係りのおばさんに聞いてみました。
「日替わり定食みたいのがありますか？」
「定食があります、今日はエビフライです。」
それだ！と思って、オーダーです。
「定食お願いします！」
日替わり定食が、ここでは「定食」なのね。
でも「定食」なんメニューにない。
店内を見回しても「定食」の文字はどこにもない！
「定食」は常連だけが知る裏メニューなんだな、きっと。
◆定食
確かにエビフライ定食です。
シラスのおろしがついてます。
さて、エビフライ。
揚げたてのエビフライが３尾、仲良く並んでいます。
お皿にソースがあります。
そのソースをかけていただきます。
サクサクの衣が少なめについています。
衣で見た目を増量したエビフライじゃなく、しっかりと充実したエビフライ。
アツアツ、サックリの衣の中にシットリとして旨味のある海老。いいじゃないですか！
丼に盛られた白飯も美味しい。
サクサク、ワシワシとエビフライをいただきました。
このお店で驚いたのは味噌汁です。
味噌汁をすすると・・・あれ？この魚介の味は、なんだ！
エビの頭が入ってる！w(*ﾟoﾟ*)w
あぁ、そうか、フライにしたエビの頭を出汁にしてるんですね。
エビの頭は中身をいただきますよ。
でもこの味はエビだけじゃないぞ・・・
え゛～っ！
毛ガニだ！(*ﾟДﾟ*)ｪ…
毛ガニ入り味噌汁なんて、初めて食べましたよ。
毛ガニの身もいただきました。
定食に毛ガニだなんて、すっごく得した気分。
いや、気分じゃなく、実際に得してるわ。
このお店、海鮮系が美味しいらしく、夜に来てみたいです。
ごちそうさまでした。