前回紹介した古波蔵保好『沖縄料理物語』の「美味なるらふてえ」には、2種類のラフテーの作り方が書いてあります。1つは古波蔵氏の記憶にあるむかしのラフテー、そしてもう1つは妹の登美氏が1957年に開いた店「美栄」で創出した現在のラフテーです。それら2つのラフテーのポイントを書き出しましょう。