勤労感謝の日の連休に、仙台・松島の家族旅行に出かけました。
1泊目は仙台です。
仙台に来たんだから、やっぱり牛タン焼食べなきゃネ。
ということで、夕食は旨味太助(うまみたすけ)に行きました。
勤労感謝の日の連休に、仙台・松島の家族旅行に出かけました。
1泊目は仙台です。
仙台に来たんだから、やっぱり牛タン焼食べなきゃネ。
ということで、夕食は旨味太助(うまみたすけ)に行きました。
ところで仙台牛タン焼きの元祖と呼ばれる店は2つあります。
「味太助」と「旨味太助」。
いったいどっちが元祖なのか、どっちが美味しいか。なんて気になるところ。
そしてなぜ私が「旨味太助」に誘うのか。
そんなことをネット情報を元に、道すがらカミサンに説明しました。
仙台の牛タン焼きの始まりは昭和23年に現在の「味太助」の初代、佐野啓四郎(故人)が牛タン焼きの専門店を開いたことが始めとされています。
佐野啓四郎は、平成6年に他界し、その店は、長男の佐野和男(現店主)が引き継いでいます。
仙台市内や全国には、この店から暖簾分けした、あるいはここで修行して独立した人たちの店があり、味太助のHPでは、それらの正式な分店を掲載しています。
「旨味太助」は昭和48年にオープンした店です。店主の佐野八勇は、啓四郎に学んだ弟子で、啓四郎の娘と結婚した婿養子です。啓四郎に長男がいるのに、なぜ八勇が婿養子になったのか。その理由はわかりません。
長男と娘婿という親戚関係は別にして、先代の師弟関係では、たぶん「旨味太助」(婿養子)の方が兄弟子なのでしょう。「味太助」がHPで「旨味太助」を「支店」としつつも、「旨味太助」は自らを「元祖」と呼びうるのは、そうした理由からだと推測します。
少し小雨模様でしたが、ホテルから傘をささずに出かけたら、店の近くになって雨がやや大粒になってきました。
なのに店の位置がよくわかなくて、酒店さんに聞いて、急いで店に入りました。
ここはカミサンとずいぶん昔に、お昼に来た(はずの)店です。
当時は、「味太助」と「旨味太助」の違いがわからないままに、多分、旨味太助に来たように思います。(だから「はず」なんです。)
店のメニューは牛タン単品と牛タン定食(麦飯、テールスープ付き)があります。
両方ともに1260円ですが、単品の方がタンの量が多いようです。
単品1つと定食1つを注文。
牛タンの素材は、オーストラリア産とアメリカ産がありますけど、創業以来の素材のオーストラリア産にしました。
BSEのことがあって、アメリカ産は避けたい気持ちもありますし・・。
南蛮味噌(唐辛子の味噌漬け)を追加で注文しました。これ好きなんです。
これは無料でもらえます。
実は、子どもは「牛タン」と聞いて、焼き肉屋のタン塩を想像して、「食べたくない、行かない」なんて言ってたんです。
「それとは全く別物だから、まずは食べてみろよ。」と言って無理に店に連れてきました。
はたして出てきた牛タンは、分厚いもので、見た目にも焼き肉屋のタン塩とは全く異なるもの。(当たり前)
しかも、厚切りの牛タンは塩をして寝かされていて、味もタン塩とは一線を画する。
子どもも納得して旨いと言って食べました。(当然!)
厚切りの牛タンに一味唐辛子をつけて、ほおばる。
さらに南蛮味噌をかじり、そして酒を飲む。
もうたまりません。
日本酒を追加し、定食をさらにもう1人前頼んで、かなりたっぷり牛タンをいただきました。
店の人の応対も活気があって、感じが良く、やはりイチオシの店です。