道産子の私が、札幌に帰省したら食べたいものの1つはジンギスカンです。

ジンギスカンの調理法には2系統あるんです。
1つはタレに漬け込んだ肉を焼く、味付けジンギスカン。
売られているものでは、松尾ジンギスカンや長沼ジンギスカン等があります。
もう1つは、肉をそのまま焼くもの(生ジンギスカン、と言う名称もあるようだけど、そのネーミングはちょっと変)。
この2つは地域性があるようですけど、私が育った札幌では後者のそのまま焼きが普通でした。

そしてジンギスカンを食べる場合には、ルールがあります。
できるだけオープンスペースで食べる、ベストは屋外で食べるというのがいいです。
羊肉の臭いがこもらない方が、美味しく食べられます。(「だるま」みたいに小さな店で食べるのも美味しいですけどね。)

そしてもう1つ、最も重要なことは、ビールを飲みながら食べるということです。

ジンギスカン屋も大小色々ありますけど、そうしたルールを満たしてくれる場所の代表はサッポロビール園です。

念のためにその名称について言うと・・。
サッポロビール園は、札幌のビール園(ビアガーデン)ではなく、サッポロビールの園です。
だから他にもアサヒビール園やキリンビール園もあります。
しかし、札幌人にとってはビールと言えばサッポロビール、ビール園と言えば「サッポロビール園」のこと。
札幌には「ビール園」とアサヒビール園やキリンビール園があるんです。

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1月2日、そのサッポロビール園に久しぶりに行きました。

席を予約して、案内された場所は、ケッセルホールの2階。