北海道のお土産として、古くから有名なお菓子の1つに「わかさいも」があります。千歳空港などでも買えます。

北海道名産のジャガイモではなく、サツマイモの形をしたお菓子です。しかしその原材料はサツマイモとは無縁の大福豆、中に入っている繊維風のものは昆布というように、北海道の特産物でできているお菓子です。
ホックリした「わかさいも」も美味しいですけど、それを天ぷらにした、気持ちはサツマイモの天ぷら風の「あげいも」も私は好きです。

そのメーカーは、洞爺湖温泉にある“わかさいも本舗”。

ところがその「わかさいも」にそっくりなお菓子がいくつかあるのです。
どんなものがあるかというと・・・。

まずは、洞爺湖温泉にある“わかさいも本舗”の「わかさいも」
さらに寿都町に“若狭屋老舗”の「わかさ屋いも」
京極町、札幌市宮の沢に“わかさや本舗”の「いも風味」
登別町に“わかさ屋菓子舗”の「手焼いも」
全部で4つもあります。

もうひとつ「わかさっこいも」というのもかつてはあったと、私は記憶します。(これがあったことは、後述)

こうして見ると、“わかさいも本舗”の「わかさいも」以外は、そのバッチ物のように見えるし、いろんなネット上でもバッチ物とあつかわれています。私自身もそう思っていました。

しかし、どうもそうではないということを知りました。