盛岡で知人と夕食後、〆に冷麺を食べようってことになりました。
お昼に私がじゃじゃ麺を食べたから、違うものがいいだろう、ってことで冷麺になったんです。

駅前にあるお店に入りました。

ぴょんぴょん舎盛岡駅前店。
盛岡方式の冷麺を「盛岡冷麺」と命名したのは、この「ぴょんぴょん舎」です。

なにが盛岡式かっていうと、本場韓国・朝鮮の冷麺は2種類あって、そば粉と緑豆粉を使う平壌冷麺とデンプンを使う咸興(ハムフン)冷麺があります。
そして咸興出身の在日1世が戦後に盛岡で開店した「食道園」で馬鈴薯澱粉粉に小麦粉を混ぜた冷麺を開発し、それを後に「ぴょんぴょん舎」が盛岡冷麺と命名しました。

ところで、日本で冷麺っていうと、ここ盛岡が有名です。
だけど、実はもう1カ所、ご当地冷麺で有名なところがあります。
大分県の別府市なんです。ラーメン屋さんで冷麺を出しています。
別府冷麺はソバ粉を使っている平壌流です。
別府のきりん亭さんで食べた冷麺も美味しかったです。