暑い日が続いていますね。
節電でエアコンの効きも弱いせいで、さらに暑さがこたえます。
そんなわけで暑気払いに行きました。
ビアホールかな、って思ったら、どういうわけかスペイン・バル。
正確にはバル・デ・エスパーニャ。「Muy」というお店です。
店名のmuyは、スペイン語の副詞で、英語だとveryです。
だから「とっても(良い店)」ってことなのね。
ともあれ、お店は東京駅の丸の内側にある東京ビルTOKIAの2階にあります。
暑い日が続いていますね。
節電でエアコンの効きも弱いせいで、さらに暑さがこたえます。
そんなわけで暑気払いに行きました。
ビアホールかな、って思ったら、どういうわけかスペイン・バル。
正確にはバル・デ・エスパーニャ。「Muy」というお店です。
店名のmuyは、スペイン語の副詞で、英語だとveryです。
だから「とっても(良い店)」ってことなのね。
ともあれ、お店は東京駅の丸の内側にある東京ビルTOKIAの2階にあります。
オシャレな感じのお店です。
天井がとっても高い。
夜景が見える窓際には、ズズーっと長いカウンター席。
お店に入ったときには、まだ客は居ませんでしたけど・・・
帰りには、もうペアでいっぱい。
カウンター越しに夜景が眺められるここは、デートにいい場所です。
私たちオジサン軍団は、店の一番奥にあるグループ席へ案内されました。
先着のオヤジ隊も1組います。
ここはきっと、オヤジ隔離コーナーです。
まぁ、カップルには目障りだろし、きっとうるさいもんね。(哀)
でも、おかげで心おきなく騒げます。(笑)
テーブルには、赤い紙製のナプキンと紙おしぼり、ナイフ&フォークがセットされています。
では、さっそく生ビールでカンパ~イ。
プハァー!
いやぁ、夏はやっぱり、これだネ!
フリードリンクですって。
アルコールは、キリンラガーの生ビールとハウスワイン。それだけ。
シンプルですねぇ。でもまぁ、結局はこれでいいのかも。
最初は前菜の2品。
薄くスライスされた赤い生ハム。
霜降り状に入った脂肪が美しい。
やはり、かの有名なイベリコ豚ですって。
濃厚な旨みがあります。
イベリコ豚は、スペインの黒豚で、ドングリで育てます
イベリコ豚にもいろんなランクがあるんですけど、これは最高級のデ・ベジョータ(意味はドングリ)だそうです。
ほんと旨いです。
これ、ビールにはもったいないなぁ。
やっぱ、赤ワインだよなぁ・・。
お隣の白い器に入っているのは、ピクルス。
黒と緑のオリーブ、小さなキュウリ(コルニッションです)。
白いのはなんとニンニク。
これ、うまい!
本日の新たな発見その1、です。
柄の付いている緑色の実は、柔らかくて、オリーブより美味しい。
これなんだろ?
あのぉ、この柄がついているのは何ですか?
「ケッパーベリーです。」
あぁ、ケッパーの実ですかぁ。
と言いつつ、実はよく分かっていなかったです。(笑)
後で調べてみると・・
風鳥木(フウチョウボク)のつぼみ(「種」じゃないですよ)が、あの「ケッパー」です。
そのケッパーのつぼみに花を咲かせ、実になったものが「ケッパーベリー」です。
スペイン語では「アルカパロン」らしい。
本日の新たな発見その2、です。
こういうピクルスも、ワインの方がいいよなぁ・・。
すぐに次の料理が登場。
タパス(おつまみ)が3種ですね。
タコに赤いパプリカが鮮やか。
タコのガルシア風だぁ。
茹でたジャガイモの上に茹でタコの切り身をのせて、パプリカを振りかける。
これ好きなんです。
イタリアではタコは茹でる前に、棒でたたいたり、まな板に打ち付けたりして、タコの筋を切って柔らかくするそうです。
もうこれはワインじゃないとだめだぁぁぁ。
「赤ワインお願いしまぁす!」
デカンタから注いでくれるハウスワインの赤。
面倒だからデカンタごともらえませんか?
あっ、ダメですかぁ・・。
気を取り直して、いただきまぁす。
味は普通に美味しぃ・・・あっ、いや、これ、冷えますよ。
赤ワインは冷やしちゃだめですよぉ。
温かいのはもちろんダメだけど、冷たくしちゃいけませんよ。
すみませ~ん! 冷えてない赤ワインないですかぁ。
えっ、これしかない?
じゃあまぁこれでいいですけど・・・できるだけ冷えてないのをお願いしますネ。
トルティージャ。
スペイン式のオムレツです。
お隣は何かのベーコン巻き。
食べてみると中身の感じは・・・ん?干し柿?
何かの実です。
この中身はなんですかぁ?
えっ、ナツメヤシ、ですかぁ。
あぁ、干したナツメヤシですね。
ナツメヤシなんて、食べないもんなぁ・・・。
イカのフリッター。
レモンを搾って、これはビールにもいいです。
次の料理は、鶏の煮込み。
「チリンドロン煮」ですって。
こういうのって美味しいに決まっていますよ。
パンが欲しいところです。
チリンドロン煮って、本来は乾燥した赤ピーマン(パプリカ)を使うようです。
ところで「チリンドロン」って妙ちきりんな名前です。
スペインのトランプに由来するっていう説明が当たっているようですよ。
「世界の食べ物」http://worldfoods.tabi-navis.com/caribbean/cuba/chilindron-de-langosta.html
「セニョーラ・あ~の 気ままな食卓」:http://disseny.jp/kimama/recipe/r-card/06017.html
イカ墨のパエジャ。
パエリアのこと、本来の発音は「パエージャ」。
暗いところでフラッシュなしで写真をとったんで、写りが悪いです。
海の幸のパエジャと2種類セットで、各自の取り皿に盛られました。
ご飯が真っ黒です。
イカスミのパスタは食べたことがあるけど(唇が黒くなるんだよね)
パエリアは初体験です。美味しいですよ。
デザートは選べるんですが、1つにまとめてほしい、ってお店に頼まれたそうで、どういうわけか私は選定することに。
甘いものは避けたいし、冷たいものがいいかな、ってことでシャーベットの盛り合わせにしました。
3種類のシャーベットの盛り合わせ。
バニラ、オレンジ、木イチゴかな?
それぞれが、しっかりした大きさの1個なんです。
それが3個。かなりの量です。
それぞれ美味しいんだけど、冷たいねぇ。
十分に身体が冷えました。
最後にコーヒー。
オシャレなお店の隔離空間で(笑)、ワイワイと楽しく食事ができました。
ずいぶんとワインを飲んで、すっかり気持ちがよくなりました。
ごちそうさまでした。
今夜は飲み放題付き5500円のコースだったようです。
場所柄か?ちょっと高いかな。