岩手県花巻市を通過。と言っても合併した花巻市ってかなり大きい。
花巻市街にある農協の敷地内に、直売所と農家レストランがあるので立ち寄ってみました。
駐車場がものすごく広い。
その敷地内に「母ちゃんハウス だぁすこ」という大きな直売所があります。
「だぁすこ」なんて面白い店名です。
その由来は、ＨＰ（http://dasuko.shop-pro.jp/?mode=f3）に書いてあります。
その中に、レストラン「はんぐはぐ亭」さん。
「はんぐはぐ」の由来も、先のＨＰに書いてます。
要するに「もぐもぐ」のことです。
なんだかその音だけで美味しそうな感じです。
直売所の中はかなり広い。
花巻では雑穀生産が盛んで、雑穀栽培日本一だそうです。
いろんな種類の雑穀が売られています。
そんな直売所の奥にレストランがあります。
「おふくろの手作り」がウリのお店です。
店内はセルフ方式。
メニューは麺類や定食類があります。
かけそば300円、カレーライス400円とか、カツ丼500円とか。
もう、安い！！
だからお客さんがけっこう入っています。
ひっつみ定食と母ちゃん定食が650円、ひっつみ（南部小麦使用）単品が400円。
「母ちゃん定食」は日替わりで、今日は「酢鶏」です。
酢鶏って、酢豚の豚の替わりに鶏が入ってるヤツです。
毎週火曜日は雑穀メニューだそうで、これは狙い目かも。
私は「ひっつみ」が気になります。
だって、岩手のひっつみ、好きなんです。
でも、実はさっき弁当を食べたんですよぉ・・食い過ぎだよなぁ・・。
やっぱ、定食は多いなぁ・・・
よし！単品の「ひっつみ」をいただきましょう！
って結局、食べることにしました。（笑）
セルフなので、券売機で食券を買います。
ここの券売機は、なんとメニューの２桁の番号を入力する、という変わった機械です。
機械は小さいけど、なんだかすごいです。
「ひっつみ」は41番なので、「４１」と入力したら、食券が出てきました。
いやぁ、すごい。（感動！）
その食券を配膳口のおばちゃんに渡して、番号が呼ばれるまで席で待ちます。
待っている間にお茶をいただきましょう。
ここのお茶は、温かい「はと麦茶」です。
もちろん地元産のはと麦でしょう。
香ばしい香りと、はと麦の淡い甘さが美味しいです。
私の番号が呼ばれて、ひっつみをもらいました。
キュウリの漬け物つきです。
ゴボウや鶏肉がいっぱい入った丼。
その中に「ひっつみ」がこれまた、たっぷり入っています。
スープは・・・ほぅ！濃すぎずに、美味しい。
東北の味はしょっぱい？なんてことは、ここではないです。
鶏の出汁に、ゴボウの香りがいいですねぇ。
では「ひっつみ」をいただきましょう。
ちょっと灰色がかった、ひっつみ。
いかにも国産小麦を使った感じです。
普通に腰があって、いい感じです。
これが普通の家庭のひっつみなのかな。
腰の強さでは、先日いただいた「遊民」さんの方が強いかな。
ずいぶん昔に食べた盛岡一高近くの「高島屋」のひっつみの腰は強かったなぁ。
なんて想い出します。
でもここのひっつみもしっかり美味しい。満足です。
ひっつみに使われている「南部小麦」が直売所でも売られています。
50年以上栽培されてきた銘柄で、強力粉の部類です。
ひっつみ、ごちそうさまでした。