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自慢のポタージュと適度なボリュームの洋食 ボリューム@虎ノ門1丁目 [ 東京ランチ]

お店の前を通る度に、その名前に惹かれるんだけど、なかなか入れないでいるお店がありました。

レストラン「ボリューム」です。
その名前から、料理の量に圧倒されそうな感じで、躊躇してしまう。

しかしここは「キッチン」ではなく、「洋食」なんですね。
レストラン、洋食屋なら、ちょっと品がいいのかなぁ。

10年前からこの店を知っているTさんや、なんと20年前からこの店を知っているKさんの話では、ボリューム(量)のこともあるけど、ポタージュスープがついた洋食はなかなか美味しいんだそうです。

行ってみますか、って?
それはもう、ぜひ行ってみたいです。

お店はビルの地下にあります。

地下への入口の脇に、サンプルが展示してあります。
Bランチ900円、Aランチ1000円。
なかなかボリュームありそうだし、値段もいいですね。
日替わり800円は、サンプル無いけど「美味しさたっぷり」ですって。

「ボリューム」とはいえ、 デカ盛りではなく、質も量もある洋食ということみたです。

地下への階段には、

可愛いブタちゃんシェフが、お皿に載ったエビフライ(?)を運んでいる行灯。

壁のショーケースには、料理のサンプルがたくさん並んでいます。
一昔、いやもっと昔のお店では普通にあったスタイルです。

店内は狭いです。そこにテーブル席が詰まっている。
配膳口は、ちょっと雑然とした感じ。
気どった洋食屋さんのイメージじゃないですね。

メニューは
 Aランチ1000円:エビフライ、コロッケ、お肉の生姜焼き、ポタージュ付
 Bランチ 900円:エビフライ、お肉の生姜焼き、ポタージュ付
 Cランチ 800円:イカフライ、ポークソテー、ポタージュ付
AランチとBランチの違いは、コロッケの有無ですね。

メニューの下に
「「プロ酵素」あります。お気軽にどうぞ!」
って紙が下がっています。
何のことだかわかりませんね。(笑)
果実から抽出した健康食品を売っているんです。HP:http://www.pro-koso.com/

さて、オーダーは。
KさんはBランチ、私はCランチにしました。
「あれ?とんちゃんさん、どうしてAランチにしないんですか?」
いやまぁ、カロリーオーバーだから・・。それにちょっと高いし・・。

Tさんは、かつ丼。
かつ丼?!そんなメニュー、いったいどこにあるの?

壁にメニューの紙が張ってあります。
カレーライス、だいこん!おろしハンバーグ、だいこん!おろしカツ
「!」はメニューに書いてあるんです。

かつ丼とスープのセット、あったぁ!これぇえ!

カレーのトッピング100円ってのもありますよ。
「とんちゃんさん、どうです、これからカレーのトッピング追加しては?」
ううぅぅぅ、カレー・・・大好きなカレー・・食べたいけどぉ。
いや、いや、それは次回にしましょう。

テーブルには、紙ナプキンの上にスプーン、ナイフ、フォークが並べられます。
おおぉぉぉ、これは、れっきとした洋食屋の雰囲気じゃぁないですかぁ。
青いチェックのテーブルクロスもレトロでいいですよ。

フロアで配膳してくれる女性は、面長で上品な話し方です。
「レストランとらのもん」のマダムを想い起こさせる気品があります。

ちょっとワクワクしてきました。

まずは、この店ご自慢のポタージュスープ。

白くて、少しマッタリしたスープです。
中には極小さい玉ねぎとベーコンが入っています。
クリーミーでまろやかな舌触り。
ホワイトソースをスープで延ばした、そんな感じです。
なるほど、これはなかなかいいです。
(このスープの評価は、食べる人によって違うみたいですね。)

スープを飲み終えた後で、料理が運ばれてきます。

私のCランチ。
スパゲティ・ナポリタン(このお店ではイタリアンと呼んでいるようです)の上に、イカフライ、ポークソテーが載り、ソースがかかっています。
そしてスライスした玉ねぎがトッピング。

ちゃんとお箸もあるので、ナイフで切り分けて、お箸でいただきます。

ポークソテーとイカフライをナイフで切り分けて・・・

ソースをからめたポークソテーをお箸でいただきます。
肉がかなり大きくて、しかもなかなかの肉厚です。
ソースは、デミグラスにミートソースを混ぜた感じの味です。
これは、かなり旨いです。

そのデミ&ミートソースをからめたスパゲティ・・・これが旨い。(涙)

イカは、3センチ角みたに、太い棒状です。

デミ&ミートソースのおかげで、まったりした味です。
その合間にいただくトッピングのオニオンスライス。
これが甘めで、口の中がサッパリして、実にいい感じです。

濃厚な味わいなのですけど、しかし油っくはない。
それなりの量があるけど、お腹にもたれる感じがしません。

KさんのBランチ。

エビフライに生姜焼き。かなりのボリュームです。
Aランチだとこれにコロッケがつくから、さらにボリュームアップです。

以前の方がもっとボリュームがあったようだ、とはKさんの意見です。
昔のことは分かりませんけど、ここは「洋食屋」であって大盛り系ではない、ってことかな。

Tさんのかつ丼。
丼からあふれんばかりのカツの存在感がすばらしい。

あれ?みそ汁はないの?
いえいえ、さっきポタージュをいただいたんです。
洋食屋でかつ丼なんて不思議ですが、ポタージュとの組み合わせも妙。
かつ丼といっしょじゃなくて、時間差でいただくから、違和感なくいただけます。

ごちそうさまでした。



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タグ:東京都 洋食
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