知り合いのいる熊谷にやってきました。
熊谷駅でお昼にしましょう。
秩父線の改札口の向かいに、今回お目当てのお店があります。
熊谷うどんの「熊たまや」さん。
多摩川と荒川に挟まれた武蔵野台地。
そこの地粉で作られ、食べられているうどんを「武蔵野うどん」を呼ばれている。
そこで敢えて「熊谷うどん」。
- その他関東
「熊谷うどん」の説明が書いてある。
熊谷は全国有数の小麦の産地。
その熊谷産の中力粉を使ったうどんを「熊谷うどん」として売り出している。
実は「熊谷うどん」は「松本米穀精麦」という製粉会社のブランドなんです。
広く栽培されている「農林61号」に、低アミロースでモチモチ、つるつるの食感がある「あやひかり」をブレンドした粉を使っているらしい。
「熊谷を食す。」なんて看板が出ています。
地元食材にこだわった「熊谷うどん」の専門店だって。
熊谷産の地粉を使ったうどん。醤油、卵、ネギ、大和芋も熊谷産らしい。
ご飯大盛り無料、朝採りたまご食べ放題だって。
これは惹かれるなぁ。
色々とトッピングされた「熊たまぶっかけ」もうまそう。
この店の拘りが書いてある。
うどんは熊谷極上小麦。
つゆの醤油は熊谷むらさき。
ネギは熊谷産のやわらか葱。
たまごは吉岡の里の朝どり。
とろろは妻沼の聖天いも。
醤油は、熊谷の造り蔵「きんまるぼし」の醤油だそうだ。
メニューは９つある。
◆ぶっかけうどん系
ぶっかけうどん 400円
温玉ぶっかけうどん 480円
とろろぶっかけうどん 550円
熊たまぶっかけうどん 820円
◆つけうどん系
きのこつけうどん 500円
肉ねぎつけうどん 500円
◆卵かけご飯セット
温玉ぶっかけうどんセット 680円
熊たまぶっかけうどんセット1000円
肉ねぎつけうどんセット 700円
卵かけご飯セットは３種類しかないのが不思議だ。
卵かけご飯を食べてみたいけど、熊たまぶっかけも食べてみたい。
セットにすると1000円するし、食い過ぎかな？とも思うし・・・。
今回は「熊たまぶっかけ」だけにしました。
券売機で食券を買ってお店に入ります。
店内はカウンターだけ。
カウンターに座ると、ゴマの入ったすり鉢とガラス瓶が入った升が目の前に置かれる。
「My 七味唐辛子をつくろう！」だって？
すり鉢に升の中の小瓶に入った薬味を加えて、Ｍｙ七味をつくるんだって。
升に入った小瓶は、唐辛子、山椒、陳皮、青のり、麻の実、芥子の実。
すり鉢に適当に入れてみました。
唐辛子が多め。
麻の実って大きくて硬いから、潰すのに手間がかかるなぁ、なんて思いながらスリスリする。
カウンターの上には、食べ放題の吉岡の里の朝どり卵が置かれている。
箸と木のスプーンもある。
スプーンは卵かけご飯用かな。
「熊谷スパイス」なんてのも売っているのね。
３分の1入れると20度のお花見の熊谷、３分の２入れると27度のお彼岸の熊谷、全部入れると日本の最高気温40.9度の熊谷を体感できる、という謎のスパイスらしい。（苦笑）
１袋50円だけど、これはパスします。
大きな木の器に入った熊たまぶっかけ登場。
生麺を茹でているので、ちょっと時間がかかります。
温玉が乗っている。吉岡の里の朝どり卵なのだろう。
妻沼の聖天いものとろろ。
妻沼の聖天とは、熊谷市妻沼（めぬま）にある高野山真言宗の歓喜院（かんぎいん）のこと。その妻沼が大和芋の産地だそうだ。
「聖天いも」というブランドがあるのかどうかは、ちょっと不明。
柔らかい煮豚。
鰹節に刻み海苔、奥に炒めきのこ。
うどんは太いのかと思ったら、平打ち麺です。
とろろを絡めていただきます。
ツルツル、モチモチの食感。
あら、これ美味しい。
煮豚は崩れそうに柔らかい。
汁をすくうのにスプーンが便利だ。
最後は木の器を持ち上げて、ズズズっと汁をすすりました。
完食です。
普通盛りのうどんだけだと、男性だとちょっともの足りない量かな。
お持ち帰り用の「熊谷うどん」も販売しています。
２人前800円。
美味しかったです。
ごちそうさまでした。