岩手県花巻市に行きました。旧東和町です。
食堂で東和名物（？）のラーメンをいただき、味噌屋さんでお煎餅を買って、もう１軒行きました。
「吾助堂」さん。
「昔ながらの手づくり あぶらあげ、とうふ」のお店です。
味噌屋さんのつぎは豆腐屋さんです。
このお店も、やまけんさんのブログで知りました。
http://www.yamaken.org/mt/kuidaore/archives/2010/06/post_1537.html
- 東北
小さなお店です。
お目当てのものは・・。
油あげ、５枚入り150円。
これこれ、これですよ！
その晩、宿の部屋でお酒を飲んだときに、つまみでこの油揚げをいただきました。
なんで油揚げなんて？って思いますよね。きっと。
でもこの油揚げが、途方もなく旨いらしいんです。
（詳しくは最後に書きます。）
一見普通の油揚げに見えますけど。
よく見ると、どっしりしている。
表面が油っぽくなく、厚めで、しっかりしている。
箸で持つと、重量感がある。いや実際に重いんです。
お醤油をつけていただきました。
うん、そうか、こういう食感なのか！
油揚げって、普通はパサパサしているんだけど、これはしっかりた充実感がある。
材料の豆腐が、そもそもしっかりしているんだろうな。
それを揚げたら、こんなに食べ応えのある油揚げになるのかな。
味は、豆腐の味、その原料の大豆の香りがする。
いや、これはとんでもなく旨いぞ。
この揚げのこともやまけんさんのブログで知ったんです。
http://www.yamaken.org/mt/kuidaore/archives/2008/04/dancyu5.html
『dancyu 』2008年5月号に、やまけんさんの記事が載ったそうなんです。
その記事の題材の１つは、花巻市にある「粉ひきのゴーシュ」という小さなベーカリー。
そこで、なんと、この吾助堂の油揚げをメイン具材として挟んだパンが売られているそうなんです。
名付けて「吾助どん」。（笑）
その惣菜パンのことを、やまけんさんがこう評しているんです。
“正直、舐めてかかっていた。「油揚げなんて、バサバサしてる具を挟むなんて、たいしたことないに違いない」と、、、
大間違いであった！
はっきり言っていまでも全く忘れられない。あの衝撃の美味しさをまた味わいたい。花巻の人は幸せだ、あれを食べられるなんて、、、”
記事との関係があるから詳しくは書いてないんだけど、それがどういうものなのか、食べてみたい！とずいぶん前から思っていたんです。
そして今回、「吾助どん」ではないけれど、具の油揚げを食べることができた、というわけです。
確かにこの油揚げをパンに挟んだら、旨いだろうなぁ・・・。
畏るべし東和町、でした。
ごちそうさまでした。
食べログ： 吾助堂
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