岩手県陸前高田市に泊まったときのこと。
宿泊先は広田半島の民宿。

陸前高田市は東北大震災で甚大な被害を受けたところですけど、広田半島では、半島の両側にある3キロ離れた2つの湾に津波が押し寄せ、それらが陸地で合流してぶつかり合い、巨大な水柱となって低地部分の家々を押し流してしまった。
これを明治三陸津波以来、「水合い」と呼んでいる。
このため、湾同士がつながって、半島が本土から分断された「島」になってしまい、半島の住民はしばらく孤立状態になってしまった。

泊まったところは「民宿 志田」さん。http://www2.plala.or.jp/shidamaru/
家の中に「志田丸」の大漁旗が飾ってありました。

宿のご主人自らがこの持ち船で毎朝出漁して獲った新鮮な魚介類をいただくことができる。っていうんで、期待してやってきました。