岩手県陸前高田市でランチ。
ここは東日本大震災の津波で甚大な被害を受けました。
ランチは、復興仮設店舗でいただくことにしました。
「栃ヶ沢ベース」という仮設店舗の長屋。
ここで、店舗を流された蕎麦屋さんが、2012年の4月24日からお店を再開したそうなのです。
岩手県陸前高田市でランチ。
ここは東日本大震災の津波で甚大な被害を受けました。
ランチは、復興仮設店舗でいただくことにしました。
「栃ヶ沢ベース」という仮設店舗の長屋。
ここで、店舗を流された蕎麦屋さんが、2012年の4月24日からお店を再開したそうなのです。
いくつかのお店が入っています。
お蕎麦やさんが1軒、入っています。
「やぶ屋」さんです。
盛岡にあるわんこそばの「やぶ屋」と関係があるのかな?
入口は、いかにも蕎麦屋、って感じにしつらえてあります。
津波で店舗を流され、しかも店主の及川信雄さん(70歳)も亡くなってしまった。
そして店主の奥様と3代目の長男雄一さんが、このプレハブ店舗でお店を再起したそうです。
毎日新聞
ドキュメントにっぽんの絆:3・11それから 岩手・陸前高田 「そば屋」再建
http://mainichi.jp/feature/news/20110718ddm041040106000c.html
河北新報
陸前高田市・馬場地区/そば店経営、心血注ぐ
http://www.kahoku.co.jp/spe/spe_sys1088/20111024_01.htm
メニューは、そば、うどん、丼物で、それぞれ「半」があって、好みのセットにすることもできます。
あら!昨日飲んだ「マスカットサイダー」がメニューの最後に手書きで入ってる。
地元では定番商品なのかな。飲んで支援、かな。
とんちゃんは、いつものようにシンプルに「大もりそば」550円です。
箸入れも七味の入れ物も、蕎麦屋定番のスタイル。
奇を衒わない、っていうコンセプトを感じます。
蕎麦つゆは冷蔵庫の中で冷やされている。心配りですね。
ちゃぁんと「マスカットサイダー」も入ってます。
大もりそば登場。
蕎麦の色が白っぽい更科系です。
正方形の朱塗りのせいろに盛られたそばは、しっかり量があります。
そばつゆは蕎麦猪口に入っていて、さらに徳利にもはいっている。
お盆に銘が入っている・・・あれ?「三河屋本店」って書いてある。
再掲支援にいただいたものかも。
しかしどこのお店のことだろう・・。名古屋のそば屋?
そばつゆは、辛くはなく、やや甘い。
そばは二八だろうか。
やや甘めのつゆとともに、やさしい感じのそばです。
蕎麦がピシッと締まっていないのは、井戸水が使えないせいだろうなぁ、って思います。
仮設住宅では井戸はきっと難しいもんな。
こちらは豪勢に、天ざる1000円。
天ぷらがカリッとしていて美味しいって。
最後にそば湯ですね。
この器にはちょっとしたエピソードがあるみたい。
津波で全てを流され、道具も食器もすべてをゼロから用意されたんですが。
内装工事中に、大船渡屋台村事務局の方との会話で、そば湯の入れ物を注文し忘れていたことに気づいた、なんてことがあったそうです。
気仙たべまくり:http://amikainushi.e-iwate.com/e24682.html
ほんのり甘いそばつゆをそば湯で割ると、お吸い物みたいな味わい。
お替わりしちゃいました。(笑)
がんばってくださいね。
ごちそうさまでした。