気軽い仲間の宴会。
久しぶりに虎ノ門の「ふらっと」さんに予約しました。
このお店、飲み放題＆食べ放題で3500円っていうんだから、とってもお得。
しかも真っ当な日本酒がいくつも飲み放題っていうんだから、酒好きにはもう、たまらない。
おかげでいつも団体さんで満員なので、予約必須です。
というわけで、今回も飲み＆食べ放題コース。
食べ放題だからコース料理じゃないのに、「コース」って云っていいのかな？
まぁ、そういう細かいことは無視しましょう。
- 東京飲みある記
お通しは切り干し大根。
食べ放題だから、有料で出てくる「お通し」ってことじゃなくて、各自のとりあえずのつまみ、っていう意味です。
食べ放題料理をオーダーする前に、お店がいくつかの料理を用意してくれます。
茹で落花生。
サヤ入りの落花生は、普通の落花生じゃなくって、茹で落花生です。
普通に売られている乾燥させた落花生を茹でたもの、じゃないですよ。
生の落花生をサヤごと茹でたものです。
生の落花生なんて、見たこと無い人も多いでしょうね。
それを乾燥させずに、そのまま茹でるんです。茹でるのに30～40分ほどかかります。
乾燥させた落花生とは全然違って、豆が柔らかい。しかも油がのっている。
これがまた、旨い！
とんちゃん、大好きなんです。
これなんだっけ？（笑）
ねぎチャーシュー？いやハムだったと思います。
カツオのカルパッチョ。
静岡おでん。
これはこの店のウリの１つ。
汁の色が黒いというか茶色。
牛スジ肉で出汁を取って、濃口醤油で味をつけた汁。スープを継ぎ足して使っているおかげで、こんな色になるらしい。
そのスープを静岡から取り寄せているんだそうです。
おでん種に竹串が刺さっているのも変わっている。
具は、黒ハンペン、牛スジはお決まりで、コンニャク、大根、玉子が入っている。
そして静岡おでんに欠かせないのが、青のりと出汁粉（鰹節など）。
それを皿にとったおでんにかけて食べるのです。
このおでん、しっかり味が染みていて旨いんです。
ポテトフライ。
これは熱いうちにいただきましょう。
日本酒をいただきました。
鶏皮のおろしポン酢。
カリッと揚がった鶏皮にポン酢とおろしで、サッパリ。
イカの一夜干し。
生よりも一夜干しの方が旨味が増しますね。
いかげそ揚げ。
居酒屋定番の料理だな。
っていうか学生のころからお世話になっています。安いからね。（笑）
油揚げの味噌焼き。
日本酒用の乾き物は・・・エイヒレですね。
ワイワイと飲み食いしているうちに、ママさんとさらに意気投合。
ママさんが秘蔵のお酒を勧めてくれました。
青い一升瓶に入ったお酒は、「山法師純米超辛口生原酒」だって。
なんだかすごい酒が出てきました。
山形県の六歌仙酒造の酒です。
キレのある旨い酒です。
瓶の影の人はかくれんぼしているんじゃなくって、裏のラベルを覗き込んでいるんですよ。
おっと、今度はピンクのボトルに入った日本酒。
ラベルには和服姿に日本髪の女性の絵。
「若竹特別純米 鬼乙女 夢」。
静岡県島田市の大村屋酒造の酒。
「若竹鬼ころし」が有名な酒蔵が、「鬼乙女」を出したのね。
絵はイラストレーターのソノベナミコさんが描いたものとか。
島田市は、結婚式の髪型「文金高島田」のルーツ、島田髷の発祥地。
なので、ラベルの女性で有名なの髪型の原型の酒蔵なんで髪はもちろん島田髷。
精米歩合60％なので吟醸仕様ですけど、特別純米。
春が「夢」で、夏秋冬にそれぞれ「恋」「幸」「涙」が出るらしい。
ご覧のとおり、一升瓶に少ししか残っていない。
でもママのご厚意で飲ませていただきました。ありがとぉー！
ますますママのことが好きになっちゃったよ。チュッ！（心の中でね）
ごちそうさまでした。
食べログふらっと