新橋は呑み助のパラダイス。
その中で、魚が旨くて安いので有名なのが魚金グループ・・・らしい。
「らしい」というのも、実はまだどのお店にも入ったことがなかったんです。
その魚金グループの中の立ち呑み店に入りました。
「活力魚金」さん。
遅くに始まる宴会前に、サクッとやりましょう！ってことで、巨漢のKさんと巨漢脱却中のHさんと３人でやってきました。
立ち飲みだから店内はカウンターのみ。
そのカウンターはお客さんでいっぱい。
奥にある、離れ小島のような小さなカウンターに通されました。
男性客に混じって若い女性もいらっしゃいます。
女性でも入りやすい、オシャレな店の感じがいいんでしょうね。
ドリンクメニューに【とりあえずの１杯】と書かれた生ビールをオーダー。
◆プレモルで乾杯！
つまみは、【とりあえず】に【鉄板です】って書いて「ベーコン玉子のポテサラ」ってのをオーダー。
それから身欠きニシン煮付け。
お目当てのお魚ね。
「お手頃三点盛り」が1280円。
あじ姿造り、真ダコ、〆サバ、バチマグロ、ブリ、カツオタタキ、タイの７種類。
ここから３つ選ぶのかな？
あれ？【全て入ります】って書いてある。
「すみませーん！三点盛りは、ここから選ぶんですか？」
いえ、全て入っています！って答えが返ってきた。
じぇじぇじぇじぇ！ ３点盛りは７点盛り！(*ﾟДﾟ*)ｪ…
◆ベーコン玉子のポテサラ
あらま！
ポテサラだけかと思ったら、クラッカーもいっしょです。
ポテサラにもクラッカーが刺さっている。
ベースはベーコンと茹で玉子の入ったポテサラなのね。
それをクラッカーに乗せていただく。
これはなかなかオシャレです。
◆身欠きニシン煮付け
身欠きニシンって干したニシンのこと。
カチンカチンに硬いんだけど、それを米のとぎ汁に浸して柔らかくしてから、さらに煮付けるという、手間のかかる料理のはずです。
竹の割り箸でいただきます。
柔らかくて身欠きニシンの旨味が出ていて美味しい。
道産子のとんちゃんは、実はこの料理が珍しいんです。
というのも、北海道では身欠きニシンをこういう風に食べないんです。
北海道での身欠きニシンの調理法っていうと、昆布で巻いて煮て昆布巻きにするとか、大根やキャベツの漬け物に加えてニシン漬けにするとか以外は、そのまま炙って硬い身欠きニシンにかぶりつく、というものなんです。
こういう料理は日本酒ですね。
日本酒もいくつかあります、どれがいいかな・・。
「トクホン１つ」と、カウンターの女性がオーダーする声が聞こえた。
トクホンって、まさか湿布薬のわけはないよな。o(^▽^)o
メニューをよく見たら、ありました！
龍神酒造の「尾瀬の雪どけ」の「特本」。きっと特別本醸造ってことね？
後で調べたら、龍神酒造は群馬県館林市にある蔵元だそうで、特別本醸造は山田錦を60％まで磨いた吟醸に近いお酒です。
とんちゃんも「特本１つ」でオーダー。１合390円。
◆尾瀬の雪どけ特本
お銚子じゃなくってチロリでやってきました。
チロリからグラスに注いでいただきます。
豊かな味わいのお酒です。これが390円ってのは安い。
３人が囲む小さなカウンターの上は皿とグラスでいっぱい。
そこに「３点盛り」とは名ばかりの「お造り７点盛り」がやってきた。
じぇじぇじぇ！
すっげえ、刺し盛りだ！w(*ﾟoﾟ*)w
刺身の切り身が分厚くて５切れも載っている。
こりゃ５人前のお造りだ！
あじ姿造りを中心に、手前に奥に真っ赤なバチマグロ、カツオタタキ、ブリ、その後に〆サバ、真ダコにタイ。見事なお造りです。
1280円という値段からは想像が出来ない、夢のようなお造りです。
カツオのタタキはショウガで。
大好きな〆サバは浅い〆で刺身のよう。
どれもこれも旨いんだよ。
しかもこの量を３人でいただくなんて、涙が出そうにウレシイです。(*´∇｀*)
ゆっくりしていきたんですけど、実はこれは前哨戦なもんで・・
お刺身を急いでいただいて、次へ向かいましょう。
またきっと来ましょう！そして次回はゆっくりと、ね。
ごちそうさまでした。