今日はバレンタインデー。
素敵な彼女からのプレゼントを期待している人も多いはず。
とんちゃんは・・・どうなんだろ？
以前から気になっていた食堂に入ってみました。
牛久沼が北に向かって伸びているところと県道48号線が交差するところにあるお店。
「ラーメン・定食」の脇に「貸ボート」ってくっついている看板が目印。
「吉乃屋」さん。
お店の前や左に１０数台分の駐車場があります。
どこかで時間が止まってしまったような、プレハブ風の建物。
釣り客ならいざ知らず、食事客はこの建物を見て、入るのをためらう人が多いかも。
って、実はとんちゃんもその１人だったんです。
しかし今回、意を決して入ってみて、その不安は氷解しました。
【貸ボート・つり具】と【お食事】を掲げているお店。
釣り客用のお店だから、営業時間がなんと早朝５時から。朝食利用もできますよ。
「ラーメン」の赤い暖簾が下がる方が食堂の入り口。
左の入り口は貸ボート屋の入り口みたい。
店に入ると・・・広い食堂スペースの左に釣り具等の売り場になっている。
木製のテーブルにパイプ製のイス。
実にチープで、ここでは確かに時間が止まっている。
食堂スペースには、４人掛けテーブル席が４つ、小上がりに４人用卓が２つあります。
「いらっしゃいませ」と出迎えてくれたのは、やや年配のお母さん。
水の入ったコップを持ってきてくれます。
メニューは壁に掲げられた一覧。
意外にいろいろあるじゃないか！ w(*ﾟoﾟ*)w
【ご飯類】は、カレーライス600円、チャーハン600円など。
【麺類】は、焼きそば400円、ラーメン400円など。
税込みでこの料金ですから、ずいぶんと安いよね。
もしかしたらトップの「焼きそば」がイチオシなのかもしれないけど・・・
ここはスープも味わえるラーメンにしよう。
オーダーすると、お母さんが厨房で調理を始めます。
◆ラーメン
丼をお盆に載せて運んできてくれました。
写真では見にくいですけど、脇の小皿に載っているのは、なんと冷や奴！
ラーメンに冷や奴が付いてくる、という経験はたぶん生まれて初めてかと思います。
スープはわずかに半透明。
チャーシュー２枚、メンマ、ナルト、焼き海苔２枚、ワカメ、そしてネギがトッピング。
たった400円だけど、トッピングがしっかりたくさんある。
チャーシュー２枚って、すごくネ？（茨城弁）
スープは和風の中華そば系かと思ったら、どうも違う。
アッサリしているんだけどコクのある複雑な味です。
お聞きしたら、鶏ガラ、豚骨、野菜でとったスープだそうです。
煮干なんかも入っているんじゃないだろうか？
すこしニンニクの香りまでしていて、これは旨い。参りました。
麺は中細でやや縮れがある、至って普通のタイプ。
こういうのがかえってサッパリしたスープにいいかも。
チャーシューはやや厚みのあるももチャーシュー。
食べる前に、これを見ながら、少し考えました。
ラーメンに添えられている冷や奴もある。
醤油をかけていただくんだけど、これ、ラーメンのお供じゃないよね。
ここはやっぱり・・・熱燗！
じゃない、白飯でしょう！
◆小ライス
オーダーしちゃいました。
やや硬めに炊かれたごはん。
冷や奴には白飯があう。
チャーシューもスープの味が浸みて旨い。
漬物は自家製の白菜漬け。うまい！
これは飯をオーダーして正解です。
ご飯を食べ終えて、重大な発見をしました。
調味料の脇に置かれた小さな壺に、自家製の梅干があったんです。
この梅干で白飯を食ったら旨いだろうなぁ・・・っと想像すると、よだれが出てくる！
安いけど、手抜きがなくしっかり旨い。
食堂の原点がここにも息づいているように思います。
ごちそうさまでした。