年末年始にふるさと札幌に帰省したときのこと。
札幌行ったら、やっぱしラーメンだべ!
「華龍」さん。
昨年夏に伺って、再訪です。
「古典的ラーメンは旨くてほっこりする」:http://onhome.blog.so-net.ne.jp/2014-09-22
年末年始にふるさと札幌に帰省したときのこと。
札幌行ったら、やっぱしラーメンだべ!
「華龍」さん。
昨年夏に伺って、再訪です。
「古典的ラーメンは旨くてほっこりする」:http://onhome.blog.so-net.ne.jp/2014-09-22
店内はL字型のカウンターのみで、おばちゃんが1人で経営しています。
とんちゃんくらいの年齢の先客が2人いて、おばちゃんと親しげに話しています。
お冷は、冬でも氷入り。
しかも製氷機の氷じゃなくカチ割り氷が入ってる古典的正統派のお冷。
その背後には黒胡椒と一味唐辛子。これも正統派です。
メニューは、ラーメンとカレーライス。実にシンプル。
ラーメンは、みそ、塩、正油、バターがどれも500円という格安!w(*゚o゚*)w
大盛りは580円。
前回は醤油ラーメンをいただいたんです。
そして「次回はラーメン大盛りかな。いや、カレーも食べたいなぁ・・。」という感想でした。
さて、どうしよう。
今回はカレーライスにしようかな?
・・・って思ったところで、入ってきた客が「みそ!」とオーダー。
ぁぁぁあああ、やっぱりあのラーメンも食いたい!
「ラーメン大盛りで!」とオーダーしちゃいました。
おばちゃん、先客のラーメンをカウンターに出してから、とんちゃんのラーメンにとりかかる。
「味は?」とおばちゃん。
えっ?
おっと、そうでした。ラーメンの味を指定するのを忘れていました。
「醤油で。」
「うちは初めてですか?」
「いや、前にも来てる。」
ラーメンを作っている間に先客とおばちゃんとの話が耳に入る。
客は30年ほど前に北大を卒業した人みたい。(やっぱり!)
すぐ近くにある学生寮(東北の各県毎の学生寮がある)に住んでいて、この店に通っていたらしい。
そういう人がいっぱいこの店に来ていて、学生寮別の近況の写真もあるようです。
「昔と同じラーメンだよ。麺もスープも同じ。」とおばちゃん。
モヤシは炒めずに、スープの入った中華鍋で茹でています。
モヤシを炒める札幌ラーメン流じゃないけど、スープで煮るならモヤシが温かいし、水っぽくないからOKです。
そして丼に黒い色のカエシを2種類入れる。
普通のカエシと焦がし醤油なのよね。前回に勉強しました。
◆醤油ラーメン大盛り
着丼のとたんに、醤油のいい香り。そうそう、この香りだ。
「モヤシ入れてよかった?」とおばちゃん。「もういれちゃったけど。」
「うん、だいじょうぶ。」
さっきの「うちは初めてですか?」の質問の意図はここなの。
ラーメンのデフォルトはモヤシが入っているけど、客の好みによって抜くこともできる。
初めての客の場合は、おばちゃんが事前にそれを確かめる(前回がそれ)。
でも初めてでない客の場合は確認しない。
さて、ラーメン。
スープで煮られたモヤシと野菜がいっぱいトッピング、さらにネギ。ワカメもある。
おや!チャーシューが2枚だ。
大盛りって、麺が多いだけじゃなくて、野菜増量、チャーシュー増量なんだ!
80円プラスでそこまでするなんて・・・こりゃすごいぞ。
おばちゃん万歳!\(^▽^)/
スープには油玉がいっぱい浮かび、醤油の香り。
醤油の甘い味と塩のキリットした塩辛さ。そうそう、この味だね。ブレがない。
黄色い麺は中太の縮れ麺。茹で加減もよく、モチっとした食感。
うーん旨いわ。これ、大盛りでいただいて正解。
厚切りのももチャーシューは味が浸みていて旨い。
白飯といっしょに食べたいけど、そんなに腹に入らないもんね。
昔ながらのラーメン。
進化しないところがいいんです。
次回こそ・・・カレーライスかな。
ごちそうさまでした。