仙台のスイーツというと、萩の月をすぐに想い出してしまいますが。
もっと古くから親しまれているものに「ずんだ餅」があります。
すりつぶした枝豆を甘い餡にして餅にからめたお菓子です。
仙台だけでなく、東北の広い範囲で食べられているスイーツです。

ところで、緑の枝豆と黄色い大豆の関係ってご存知ですか?
完熟してから収穫したものが大豆で、その手前、まだ緑のうちに収穫したものが枝豆です。
だから枝豆は、未成熟大豆とか青大豆とも呼ばれます。

仙台にそのずんだ餅がとっても美味しいお店があるという情報を発見。
すんだ餅が何かを知りたいなら、ここで食うべし、という情報もあります。
甘いものは食べないとんちゃん。
しかもずんだは、とっても甘いから苦手なんです・・・。

でも、そのお店のずんだ餅は他とは全く違って旨い、とあれば食わずにはいられない。
実はもう1つ、そのお店でぜひ食べたいものもあったんです。

場所は仙台駅の南西。
中央郵便局の裏あたり、というところ。


お店の正面に壁に【餅】と大きく書かれています。


【名物づんだ餅】と書かれた若草色(づんだ色?)の暖簾が下がっている。
村上屋餅店さんです。

「ずんだ」じゃなくて「づんだ」なんですね。
豆を打って作るから「豆打(づだ)」。それが訛って「づんだ」だそうです。
 「いぐする仙台」の記事:http://igusuru.com/612.html

「豆」は「ず」ではなく、本来は「づ」と読んだということですか。
「ず(zu)」と「づ(du)」は本来は別々の音なのです。
wikipedia「四つ仮名」によると、「豆」は呉音で「づ」だそうです。
だから「づんだ」が本来の名称ですね。