メニューがかかげられています。
【フレンドといえば、イタリアン! 長岡の隠れた名品です!?】と書いてある。
そう!長岡市では、フレンドといえばイタリアン、イタリアンといえばフレンドなんです。
そしてメニューのトップに堂々とあるのが、その「イタリアン」です。
隣には「カレーイタリアン」というのもあります。
デフォルトの「イタリアン」が330円、カレーイタリアンが390円。
そして、どういうわけか餃子(8個330円)があって、イタリアンと餃子がセットの「ペア」というのがあります。
イタリアンとチャイニーズのペアです。(*^^*)
ショーケースには、ハンバーグイタリアン、チーズイタリアン、オムレツイタリアンなんてのもあります。
「カレー」の文字に惹かれますが、ここは基本に忠実に、デフォルトの「イタリアン」にしましょう。
しかも餃子とセットの「ペア」で。これがイチオシのようなのです。
待望の「イタリアン」、それに餃子がセットになって、なんとたったの440円。
すっごくお安いじゃないですか!
というわけで「ペアひとつ!」とオーダーです。
さて、ここまで読まれてきて、「イタリアン」がどんな料理か、気がついかれたでしょうか?
ナポリタンの一種?
・・・・うーん、まぁ、近いですね。(^^)
回答は、料理をみてからにしましょう。
っていうか、とんちゃん自身も、オーダー時点では、また見たことも食べたこともない料理なんですから。
写真をみたり、記事を読んだりして、事前の知識はありましたけど、いったいどんなものが出てくるのか、よくわからないんですよ。
料理が出来上がるまで、お店の隣にあるイートインスペースで待っています。
さて、いよいよ料理が出来上がりました。(^∇^)
◆ペア
「イタリアン」と餃子、餃子のタレ、さらに紅生姜が添えられています。
これがイタリアン。
ん?なーんだ、トマトソーススパゲティじゃないかぁ。ヽ(*'0'*)ツ
確かにパスタにトマトソースがかかっている。しかし!
麺をよーくご覧ください。
なにやら灰色っぽいでしょう?
しかもモヤシがちらほら。
ただのパスタじゃないんですよ。
では、いただいてみましょう。
太くて茶色い麺にトマトソースがからみ、モヤシもからまる。
その味は、サラッとしたトマトソースの中に・・・・
むむむ、ぉぉぉおおおお!
まぎれもない、こ、これは・・・ソース焼きそばだ!(*゚Д゚*)ェ…
なんとソース焼きそばのトマトソースかけ!
それが「イタリアン」の正体なのです。
中華麺にトマトソースではなく、ソース焼きそばにトマトソースです。
いったいどんな味になるのか・・・奇妙奇天烈、摩訶不思議なことになりそう。
中太の丸い中華麺の蒸麺を使ったソース焼きそばに、挽き肉入りのトマトソース。
食べてみると・・・・むん?おや?あらまぁ!
先に味を感じるトマトソースはゆるくて薄味、そこに後から来る焼きそばのソース味がトマトソースの味に混ざりこむ。ソースとトマトソースって、意外にあうじゃん!
ソースと競合しないように、トマトソースの味を控えめにしてある。
そんな感じのソースとトマトのコラボです。
そして餃子。
付属のタレをつけていただきます。
小振りの餃子。
うおっ!(◎_◎;)
タレが、メチャうめぇ!
餃子のタレが、単なる酢醤油ではなく旨味がついているんです。
餃子の餡は野菜中心に、普通に旨い。
そして、どういうわけか紅生姜。
紅生姜がフレンドのイタリアンの特徴です。
焼きそばにトマトソース。
いったいどうなることかと思いましたけど、これが意外に旨い。
ソースとトマトのいいとこ取りをしたようなイタリアン。
これは意外にヤミツキになりそうな旨さです。
この「イタリアン」の発明者は、新潟市にあった甘味喫茶の「三日月」のオーナーです。
1960年にメニューになった、というから50年くらい昔のこと。
現在「三日月」は、「みかづき」という名のファストフード店になって、新潟市を中心とする下越地方でイタリアンを販売しています。
そして三日月のオーナーと親交のあった「長岡饅頭本舗」のオーナーもイタリアンを販売。
それが現在の「フレンド」で、長岡を中心に中越でファストフード店を展開しています。
本店は、喜多町にある喜多町店。
聖地巡礼、と行きたいところですが、駅から遠いのでここ、CoCoLo長岡内でいただきました。
イタリアンは、長岡市に「フレンド」があり、そして発祥は新潟市の「みかづき」。
そうなると、やはり「みかづき」のイタリアンも食べないわけにはいかない・・・。
ということで、明日は「みかづき」です。ヽ(^◇^*)/
ごちそうさまでした。
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