7月12日(火)から赤星が缶入りで限定販売されるそうですよ!(^0^)

赤星って、知ってますか?
元プロ野球選手のことじゃありませんよ。

「赤星」とはサッポロラガービールのこと。

正確に言うとラガービールは、ビールの製法のことで、日本のほとんどのビールはラガービールです。
それらのうち熱処理していない(ろ過して酵母菌を除去する)ものを日本では「生ビール(非熱処理)」とか「ドラフトビール」と呼び、熱処理したものを「ラガービール」と呼んでいます。

これがサッポロラガービールです。

サッポロラガービールは、ラベルに赤い星があることから「赤星」という愛称で呼ばれています。

赤星には長い歴史がありますよ。
明治維新後に置かれた北海道開拓使、1876年にその麦酒醸造所が設置され、翌1877年から札幌ビールが販売される。
これがサッポロラガービール=赤星のルーツ。

赤い星は、北海道開拓使のマーク、北極星なのです。
開拓使麦酒醸造所が製造したラガービール以来、赤星がトレードマークなのです。

とんちゃんは道産子です。
道産子にとって、ビールと言えばサッポロ、チーズと言えば雪印です。
そのサッポロビールの中でも最古参がこの赤星。
とんちゃんの親父の晩酌にはいつも赤星がありました。

ちなみに非加熱処理(ろ過)タイプの黒ラベルは1977年に全国販売されます。
しかし、ろ過タイプ以前の正に酵母が生きている生ビール「サッポロ壜生ビール」(びん生)は1957年から東京などで、1958年から北海道で販売されます。
そしてヱビスビールの誕生は1890年、その復活は1971年。


1970年からのCM、三船敏郎さんによる「男は黙ってサッポロビール」。
豪快な飲みっぷりで、大ヒットしたCMです。

何を飲んでいるのかよく見えないのですが、1970年のビールは赤星なのです! 

うんちくはいいとして、このビールの味は?
これがまぁ、懐かしいほどに深い味わい、苦みがあるビールなのです。
要するに格別の旨みがあるの。
クーっ!旨い!o(>▽<)o

しかしこの赤星は、瓶ビールでしか販売されていない
缶ビール主流のいまや、ほとんど業務用ですね。

 

その赤星が、7月12日(火)から缶入りで数量限定発売されんですって。w(*゚o゚*)w


(赤星のサイトより:http://www.sapporobeer.jp/lager/

 

 
缶のデザインは、片面は瓶ビールのラベルと同じもの。
裏面は1877年の発売当初のラベルで、1876年創業以来の歴史に触れる文言が記載されているそうです。

実は缶入り赤星は、2014年12月23日から全国の主要コンビニで販売されました。
そのときのことは、遅ればせながら記事にしました。
 →サッポロビールの赤星がコンビニで買えるなんて!:http://onhome.blog.so-net.ne.jp/2015-01-19

そのときの缶入り赤星はこれ。

前回と今回との違いはいくつかあります。

缶のデザインは基本的に同じですけど【日本で最も歴史のあるビールブランド】という赤い帯がない。
(これって、無い方がいいと思います。)

前回の【コンビニ限定販売】が外れて、スーパーや酒屋でも買える
これはうれしいですよ。ヽ(^◇^*)/

前回は缶に【数量限定】と書いてあったけど、今回はそれがない。
今回も数量限定ということだけど、かなり多く販売されるんじゃないでしょうか?
これまたうれしいことです。(^∇^)

というわけで、7月12日が待ち遠しい・・・。

P.S.
サッポロビール主催の赤星を楽しむ会があって、それに参加するはずが、体調不良で断念したんです。
そんなところへサッポロビールから赤星缶バージョン販売のメールが来たもんで、記事にしました。
赤星飲むぞー!