地元でお祭りがありました。
毎年7月の最終土日に開催される「うしくかっぱ祭り」。
今年は7月30~31日に開催されました。


2016年第35回うしくかっぱ祭りHP:http://www.ushikukankou.com/matsuri_kappa35th.htm

この「うしくかっぱ祭り」は、古くからの由緒正しい祭り、じゃありません。
首都圏のベッドタウンとして人口の増加が著しかった牛久市(当時は牛久町)で、1971年から始まった祭りだそうです。

祭りでは、ステージでの出し物もありますが、通りでのパレードや踊りがあって、これがローカルで面白い。
とくに牛久市オリジナルの河童ばやし踊りは、市内の小学校・中学校や自治会、クラブやサークル単位に市民が1万人以上参加しています。 

なんでカッパかというと。。。
牛久沼には河童がいるという伝承があります。
そして河童の絵で有名な明治大正期に活躍した日本画家・小川芋銭(うせん)が沼の河畔に住んでいた。
そんなことから、カッパが市のシンボルになっています。

それで河童ばやし歌詞の1番はこんなふうになってます。

(ホラホラ、ホラホラ 、ヤツぺ ヤツぺ ヤツぺ ヤツぺ)
ハァー 牛久沼には 河童がござる(ソレ ソレ ソレ)
河童 誰の子 芋銭の子 (ア、ドシタ)
顔も姿も 日本一 日本一(ア、ソーダソーダ 、ヤツぺ ヤツぺ ヤツぺ ヤツぺ)


「やっぺ」なんて、茨城県の方言丸出しの唄っです。

しかもその踊りがユルイの。
激しい動きが全くなくて、爺ちゃん婆ちゃんもできるような、かなりユルイ踊りです。
牛久市観光協会がアップした正調河童ばやし踊りがこれ。

さて、祭りのパレードでは、いろんなグループが趣向を凝らして参加していて、そのユルイ様子を観るのが楽しいです。
その様子をご紹介しましょう。


通りには踊り手たちであふれています。

さて、踊りの様子ですが。


河童の着ぐるみが先頭にいるグループ。
可愛いけど、中の人はきっと暑いだろうなぁ・・・と同情しちゃいます。