納豆入りホットドッグ?そいつが想定外の旨さ 納豆DOG@常磐道下り友部SA [ 茨城県]
常磐自動車道下りの友部SAは、隠れた人気メニューがあるんです。
施設の外にあるサテライト店。
一番左は、常盤牛まん(肉まん)と栗ソフトクリームの「うまかっぺ茶屋」。
どっちも旨そうですよ。
右側は、あんこう焼きの「友部あんこう焼き」。
要するに、アンコウの形をした鯛焼き。
まぁ、味は容易に想像できますね。
どれも、いかにもイバラキ!という商品です。
目的のお店は、それらの間にあるもう1店。
「納豆DOG」の看板のお店。
【元祖納豆DOG】なる商品を売っているんですよ。
ホットドッグに、なんと納豆を入れちゃった!
いくら茨城名物とはいえ、ホットドッグに納豆を入れなくてもいいでしょうよ。
そもそも、パンに納豆ってどうよ?・・・そう思いますよね?
でも、実はね・・・。
トーストに納豆をトッピングした納豆トーストっていう料理があるんですよ。
「ある」っていうか、お店で売っているメニューじゃなくて、家庭で自作する料理ですけどね。
それが意外に旨いの。
だから茨城県でトーストといえば、納豆トーストに決まっているんですから。
いや、さすがにそれはウソ。でも意外に旨いのはホント。
とはいえ、納豆ドッグなんて、うへーっ!
と思うけれどもしかし、ここは食べてみないことには、その旨さも不味さもわからない。
ここはまずは、食べてみようじゃないですか。
メニューは納豆ドッグ350円、チーズ納豆ドッグ380円、しらす納豆ドッグ400円。
ここはデフォルトの納豆ドッグで行きましょう。
オーダーすると手書きの番号を書いたプラスチックカードをもらいます。
ソーセージが焼きあがるまでちょっと時間があるんです。
「8番のかたー!」と呼ばれたので、窓口へ向かいます。
◆納豆ドッグ
一見すると普通のホットドッグ。
しかしよく見ると・・・ソーセージの脇にしっかり納豆が入っている。
ひやーぁ!ホンマに納豆だ!
関西人なら、見ただけで逃げ出しそうなホットドッグです。
しかしまぁ、ちゃんとしたホットドッグに納豆が、おりゃおりゃ!と割り込んできた感じです。
ワレ!ワシを誰だと思ってるねん。
茨城名物の納豆ってのがわからんのケ。そこ、ドケ!てな、具合にね。
これをどう食べるかっていうと・・・
まずは、カラシとケチャップはセルフでトッピング。
そりゃそうですよね。
カラシもケチャップもたっぷりと。
ほら、こうすると納豆がどこにあるのか、わかんないですよ。
そんでは、いただきます。
んむ!
納豆とソーセージの下には、パンとの間にキャベツが敷かれているのね。
なんて思いながらモグモグ・・・
んん?・・・パリッとした歯触り、ケチャップの中のこの味は?・・・ソーセージ。
おや?・・・・このムニムニした歯触り・・・この匂いは?・・・納豆だ!
噛めば噛むほど、ソーセージと納豆の味がモザイク状に押し寄せる。
洋風のソーセージと和風の納豆のジャムセッション状態。
いや、ちゃんと構成されたアレンジなんですね。
こいつは、なかなか旨いじゃないのよ。納豆すごいぞ。
チョイ辛のカラシは、マスタードではなく、和カラシみたい。
それも納豆との相性には悪くない。
納豆入りホットドッグは、想像を裏切って、旨い。
なるほど、それで「元祖」と名乗るほどに、友部や茨城県には納豆ドッグは広がっているんだぁ・・・と納得です。
でもググってみたら、この納豆ドッグは類似品が・・・・ぜんぜんないの。1つもない。
納豆ドッグなんて食べ物は、ここでしか食べられない。
むしろ貴重な料理です。
その味を確認するために、常磐道を下るときは、ぜひ一度、ご賞味なさってはいかがでしょう。
きっと納豆に関する新たな地平が開かれると思います。
ごちそうさまでした。
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