今年３月に札幌に帰省した時のこと。
札幌テレビ塔で恐怖体験を味わったあと・・・腹が減った・・。
「孤独のグルメ」の五郎さんのような腹減り状態。
ランチはラーメンだ！ヽ(^◇^*)/
そう叫ぶとんちゃんは、家族を連れてススキノへ向かいました。
ススキノは、東京以北最大の歓楽街。
観光客の方々は様々な思いでススキノへ向かうでしょう。
そんなススキノで「ラーメン」というと、名店がいろいろあるのですが。
古くからの名所があります。
ビルの谷間にある「元祖さっぽろラーメン横丁」。
ここは横丁の北側出入り口。
両脇はピンク系の看板がいっぱいです。すすきのですから。
ここが「元祖」と名乗るからには、新手のラーメン横丁もありますが、そのことは省略します。
「味名人 天鳳」さん。
札幌に住んでいたときには、飲んだ後によく通ってきたものです。
ここのラーメンが好きだったんですけど、初代のオヤジさんのことが好きだったんですよ。
30年以上前のことです。今は３代目（？）が経営されているらしいです。
おや、以前置いてあった黒いドラム缶がありません。東京店へ移動した？
六本木にある「天鳳」を記事にしましたけど、札幌のお店の訪問の方が先なんです。
東京のお店にあったドラム缶は、昔、このお店にあったものと思います。
⇒ここは醤油ラーメン、麺かたく・油多くで 天鳳＠六本木
メニューのトップは、正油ラーメン750円です。
塩ラーメンも750円、味噌ラーメンは800円です。
え゛！(*ﾟДﾟ*)ｪ…
バターラーメンやバターコーンラーメンがある！
初代のオヤジは、メニューに書いてある「バター」にわざと「×」をつけ、「うちじゃぁ、そんなものは出さない！」とタンカ切っていましたけど、時代は変わったようです。
息子には醤油ラーメンを推奨。当人も好きだからＯＫです。
とんちゃんは、久しぶりに味噌を食べてみようかと思います。
「麺硬め、油多め」でお願いしました。
◆味噌ラーメン
チャーシュー、メンマ、長ネギに加えて、茹で卵とモヤシ、そして生姜がトッピングされています。
50円高いのはゆで卵のせいでしょうか？
黄色みがかった味噌味スープに黄色い麺が沈んでいます。
「油多め」ってオーダーしたから・・・
スープの上にはしっかり油の層があります。
「ふつう」でも油の層がありますけど、もっと厚い層になっている。
さっそくいただくスープ。
んーん、うんまい。(*´▽｀*)
豚骨に少し魚介系の交じった、コッテリ濃厚だけど、後味がスッキリするスープ。
ダブルスープの旭川流のラーメンです。
味噌ダレはラードや旨味と寝かせられ、しっかり混じり合った、こ慣れた味わい。
やっぱり旨いわぁ。
そうそう、唐辛子を入れましょう。
味噌ラーメンには、胡椒でも七味唐辛子でもなく、一味唐辛子をかけるのがサッポロの常識です。
一味唐辛子を投入。
改めてスープをいただく・・・刺激増強で、やっぱ旨い。(*^^*)
少し黄色くてやや縮れのある中太麺。
硬めに茹でた麺がスープを絡めて美味しい。(*^^*)
このお店の麺は西山製麺製ですけど、札幌ラーメン定番の多加水ではなく、旭川流の低加水です。
やっぱりここは旭川流なんだな、と再確認しました。
柔らかなメンマ。けっこううまい。
肩ロースのチャーシューは、柔らかすぎず、適度な食感。
こういうのは昔ながらの味なんだよなぁ・・。
そしてゆで卵。
昔は味卵なんてなかった。どこのお店も、こうしてゆで卵でした。
とんちゃんがずっと昔に通っていたときの味を今も守っているんだろうなぁ。（遠い目線）
◆醤油ラーメン
息子がオーダーしたもの。
トッピングは、チャーシュー、メンマ、長ネギ。実にシンプルです。
スープは・・・うんまい。やっぱ、うんまいです。
豚骨と魚介系のスープの味がよくわかります。
味噌もいいけど、やっぱりここは醤油がベストですね。
横丁の南側出入り口からお別れです。
また来ますね！
ごちそうさまでした。
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