今年の3月のことです。
息子と一緒に東日本大震災の被災地を巡りました。
テレビでの情報しか知らない息子に、その目で一度は見た方がいいよ、というので親子というか男2人旅をしました。

宮城県気仙沼市から岩手県陸前高田市へ北上し、Uターンして宿泊先の宮城県南三陸町へ向かいました。

南三陸町というと、防災対策庁舎から防災無線で「大津波警報が発令されました。高台に避難してください」と町民に避難を呼び掛け続け、自らが津波の犠牲になった町職員遠藤さんの悲劇があった町です。

その南三陸町の中心街から2km位離れたところ、志津川湾を望む明神崎に建つ民宿が宿です。


明神埼荘さん。(写真はHPから:http://myojinzakiso.com/


(南三陸観光協会の写真:http://www.m-kankou.jp/archives/16416/
2015年3月10日にオープンした3階建ての新しい建物。
カキ養殖をするご主人が経営する漁師民宿です。

以前は「向(むかい)」という民宿で、海沿いにあったのですけど、東日本大震災の津波に被災。
その後、一時期大阪で働いていましたけど、ここに戻って高台に新しい民宿を再開したそうです。


シンガーソングライターの森本ケンタさんのサインが飾られていました。

さて、お風呂に入って夕食です。
なんてったって、カキ養殖の漁師さんの民宿ですからね。
そりゃもう、とっても期待して食堂に向かいましたよ。