【創業昭和22年 いづみや】の垂れ幕。
すごいですね。1957年創業ですもんね。
さて1人なので、カウンター席に座って、メニューを眺めます。
定食や麺類のメニュー。
もともとは食堂だったんでしょうね。
そこが酒も出すようになって、いまじゃすっかり大衆酒場です。
さて、まずはビールからでしょうか?
このお店では瓶ビールをいただきましょう。
だって、ほら・・・。
◆瓶ビール
瓶ビールは赤星こと、サッポロラガーですから。
老舗居酒屋の証です。
手酌でコップに注いで、クーッ!っといただきます。
旨いなぁー!(*´▽`*)
ここは「お通し」なんてものはありません。
食堂由来のルールです。
料理のメニューはいろいろ。
【いづみや名代 もつ煮込み】の短冊。
まずは、これかな。σ(゚ー^*)
◆もつ煮込み
小鉢にたっぷり入ったもつ煮込みには、からしが添えられています。
でも、七味唐辛子をかけたい・・・
カウンター上に薬味がならぶ・・・おや、まぁ!
薬味の瓶がすごい!(*゚Д゚*)ェ…
【信濃の珍味】って・・・えのき茸を使っているのに「なめ茸」という名の瓶詰じゃないですか。
長野県中野市にある「信濃産業」の製品ですよ。
その蓋に穴をあけて、塩の容器に使っている。
七味の方は、穴が5つ空いている。
すっごいリサイクル。
こういうチープなところが、またいい感じです。
さて、ビールの次は・・・日本酒ですかね。
日本酒は、特撰、上撰、花の友、にごり酒などがあります。
【これはお得!】という「大コップ」もあります。
ちょっと迷うけど・・・ここはやはり普通酒にしましょう。
◆日本酒上撰
正1合の大コップ酒です。
コップ酒の日本酒、ってのが、またまた大衆酒場っぽいですね。
さっき看板で見た、本醸造栄冠1合460円ですね。
ところで「花の友」って、どんな日本酒なんだろ?
店内に「花の友」の一升瓶を発見。合同酒精のお酒なんですね。
「合成清酒」と書いてあります。
「合成清酒」とは、原料の米の重量が、アルコール分20度換算で5%未満のものだそうです。
1升の純米酒を作るのに必要なコメの量は15度換算で0.77kgだそうですから、米の重量比率は40%程度あります。
それに比べると、かなり米が少ないですね。
さて、日本酒に合わせて、つまみをもう1品。
「生物料理」があります。
◆まぐろぶつ
これで360円。うれしいですね。
マグロを肴にコップ酒・・・いいですね。(o^-^o)
ずいぶんと深い小鉢に入っている。
だから刺身の妻もいっぱいあります。
ビール、日本酒ときて、次は・・・
やっぱりあれがほしいなぁ。
◆梅割
甲類焼酎に合成梅エキスを混合した焼酎梅割り。
炭酸や水で割らない、焼酎原液ですから、アルコール度数が高い。
昔はもっとずっと若かったお姉さんが、一升瓶から飴色の液体をグラスに注ぎ入れます。
コップに焼酎を注ぎ、そこに合成梅エキスをチョロチョロっと注ぎ足す、というお店もありますけど、「いづみや」さんでは焼酎と梅エキスを混合したものを一升瓶から注ぎます。
梅エキスというと羽衣飲料製造の「天羽(てんば)の梅」と合同酒精の「梅の香 ゴールド」が有名ですね。
「天羽の梅」は黄色っぽくて甘くなく、「梅の香 ゴールド」は赤くて甘い。
いづみやさんは、焼酎も梅エキスも合同酒精のもののようです。
さぁて、梅割には、もちっとマッタリしたつまみを合わせましょうか・・・
◆ポテトサラダ
大衆居酒屋の王道つまみ。ポテサラ。これで330円。
ちょいマッタリ系ですよね。
ポテサラにはソースですね。
◆タン串
実は、座ったカウンター席の目の前が焼き場で、こいつを焼いているから、ついつい食べたくなります。
タン串もカラシでいただくタイプです。
焼きたての肉汁したたるタンをいただいて、濃いアルコールの梅割りをクピリ。
ふーっ!いいですね。(*´▽`*)
本店も第二支店も、やっぱり「いづみや」さんは、いいお店です。
ごちそうさまでした。
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