牛久市にある牛久シャトー。
1903(明治36)年に神谷傳兵衛(かみやでんべえ)が開設した日本初の本格的ワイン醸造場。
神谷傳兵衛は、浅草にある神谷バーや電気ブランを作った人です。
現在は、オエノングループが経営しています。
ここはシャトー(お城)ですから、立派な建物があります。
堂々たるシャトーの雰囲気。重要文化財に指定されています。
牛久シャトーはワインとクラフトビールの醸造を行い、レストランが数店あります。
ところがなんと!
レストランなどが閉鎖されることになった!
なんてこった! w(*゚o゚*)w
と残念に思っていたら・・・嬉しい情報が!
クラフトビールが飲み放題!
11~12月にクラフトビールが2時間1500円でいただける。
これは行くしかない!
ということで、カミサンとビールを飲みに伺いました。
ラ・テラス・ドゥ・オエノン。
正面はレンガ造りのレストラン。
店内はテラス状になっている。
整備された広い庭園があって、庭園を眺めながら食事ができます。
お隣にあるのがブルワリー。
ここでオリジナルのクラフトビールを醸造しています。
それが飲み放題です!
メニューは、記事の最後にまとめます。
もう見ることがなくなるコースターと箸袋。
ビールのオーダーは20:30まで。
18:30入店のとんちゃんは、ギリギリ2時間ビールをいただけます。(*´ο`*)=3
いただけるビールは8種類。
ラガービールとエールがあります。
ラガービールとエールの簡単な説明も書いてあります。
上面とか下面とか専門用語を言われてもわかんないですよね。
普通のビールは「ラガービール」で、低温(10度前後)で長時間かけて発酵させたもの。
この製法は、19世紀に冷蔵庫を使って大量生産されるようになったものなのです。
それ以前は、常温(20度前後)で発酵させていて、これがエール。伝統的製法のビールです。
ともあれ、順番にいただきます!
◆ヘレス
ヘレス (Helles)はドイツ語で「淡色」のこと。
苦みが少ない、すっきりしたラガービールです。
◆スパイシーナッツサラダ
グリーンサラダにナッツを散らしてある。
◆デュンケル
Dunkel(ドゥンケル)は「暗い」というドイツ語。濃色ビール、ダークビールですね。
キャラメルみたいな香りで、色は濃いけど、意外に飲みやすい味です。
「黒ビール」(Schwarzbier:シュヴァルツビアー)は麦芽をローストしているんです。
でもこれはローストしていないから、正確には黒ビールじゃないんです。
◆牛久シャトービール大根漬け
ビールと辛子で漬けた大根。これがかなり旨い。
◆金山寺味噌漬け骨付きバラ肉
お味噌のいい香りがするスペアリブ。
かなりガッツリいただける料理。
ここで初めていただいたけど、これはボリュームもあって、おすすめです。
◆ホワイトIPA
IPAはインディア・ペール・エールのこと。
ホップが多くアロマの強い苦みのあるエールです。
ドイツ語の「ヴァイスビア」(白ビール)はビール麦(二条大麦)の麦芽と小麦麦芽で作ったビール。
アメリカ産のホップを使っているそうです。
◆クリスマスボック
これもダークビール。色が濃くてアルコール度数が高いガラービール。
これはアルコール度数が7%です。
デュンケルよりも苦みが強いです。
◆ピルスナー
日本で普通に飲まれているラガービールのタイプ。
でもホップの香りがいいです。
◆フライドポテト
最後のおつまみ。揚げ立てのアツアツで美味しい。
◆ブロンシュ
フランス語の白ビール(ビエール・ブランシュ;bière blanche)。
大麦麦芽と小麦を使ったエールで、フルーティーです。
というわけで、7種類のクラフトビールをいただきました。
クランベリーラガーは、甘いのでパスしました。
◆本日のデザート盛合せ
カミサンがオーダー。
最後にメニューたち。
6時半に入店したので、おすすめメニューはほとんど売り切れでした。
関連ランキング:ビアガーデン | 牛久駅