龍ケ崎市に、うどん専門店が開店したというので、早速行ってみました。
場所は牛角龍ケ崎支店と同じ建物。
牛角の隣にある「あごだしうどん」さん。
以前は「a-place（アプレイス）」というイタリアンレストランがあったところ。
それが業態を変えて、リニューアルオープンです。
店名からわかるように「あご出汁」の「うどん」を提供するお店ですね。
で、そのあご出汁とは？
「アゴ」とは九州でトビウオ（飛魚）のこと。
そのアゴの煮干からダシをとったものが「あごだし」。
北九州から西日本の日本海側で使われている出汁です。
そのアゴ出汁のうどんっていうと、長崎の五島うどんや福岡の博多うどんが有名です。
ここはどんなうどんなんでしょう？
年中無休でランチタイムのみ営業のお店です。
香川県産の「さぬきの夢」という小麦粉のポスター。
【さぬきうどんのために生まれた小麦】を使ったうどんだ。
ってことは、麺は讃岐うどん流なの？
ん～？アゴ出汁の讃岐うどん？
この疑問には最後に応えましょう。
ドアを開けて中に入ると・・・
おや！もう１枚のドア。
しかもずいぶんと洋風のドアじゃないですか！
店内もずいぶんと洋風の感じ。
以前のイタリアンレストランをそのまま使っているようです。
テーブルの上には、割り箸と七味唐辛子。
天かすも置いてあります。
さて、メニューは・・・
このお店のうどんは、香川県のうどん用小麦粉「さぬきの夢」100％を使用したもっちりした太めの自家製麺だそうです。
そうそう・・・
入り口のすぐ左側に「さぬきの夢」の小麦粉の袋が、これみよがせに置いてある。(*^^*)
丸亀製麺が北海道産小麦の袋を置いてるのと同じアッピールのしかたです。
でも、店内で製麺している感じじゃないみたいです。
メニューを拝見・・・
かけうどん系。
かけ、わかめ、きつね。ごぼう天、梅おろし、鶏天がある。
ごぼう天は【博多で定番】ですね。
牛すじ、肉、肉ごぼう天もある。
天ぷらがいろいろ、いなりと鶏ごぼう飯もある。
釜揚げ系。
釜揚げ、釜玉、明太釜玉、肉釜玉がある。
カレー系もあるぞ！
カレー、温玉カレー、牛すじカレー、肉カレー。惹かれるなぁ。
ぶっかけ系は、ぶっかけ、梅おろし、鶏天、肉温玉。
ざるうどん系。
季節のおすすめもある。
さて、どれにしようか・・・
これは迷いますね。
デフォルトの「かけうどん」で行くか？
あるいは「釜揚げ」にするか？
何をトッピングするか・・・
オーダーしてから、茹で上がるまでに、かなりの時間がかかります。
「お盆が滑るのでご注意ください。」と言いながら、フロア係がうどんをテーブルに置きました。
◆鶏天うどん
プラスチックのお盆の上がツルツルで、お盆の上を丼が滑ります。要注意です。
丼も軽いプラスチックです。
透明な汁。アゴの香りが強く香って来ますよ。(*^^*)
鳥天、かまぼこ、青ネギがトッピング。?
薄口醤油を使った透明な汁に青ネギ。
少し油が浮いた汁は、アゴのいい香りがします。
まずはそのあご出汁を・・・ん～！うまい！
アゴ出汁の汁、旨いです。
麺は太くて、ややコシがあって、もっちりした食感。
トッピングの鶏天。
丸っこい形をした鶏天。
胸肉の天ぷら。しっとりした食感で、柔らかくて、美味しい。
これはオススメですね。
讃岐うどんとは、出汁もうどんも全く違ったうどん。
でも、あご出汁が旨い！
あご出汁に太いうどんという、新しいジャンルのうどん。
美味しかったです。
ごちそうさまでした。
ところで、とんちゃんの隣の男性客がうどんやメニューの写真を撮っていらっしゃる。
どなたかブロガーさんだろうか・・・と思っていたら。
龍ケ崎・ポストさんだ、ってことが後でわかりました。
最近、牛角 龍ヶ崎店の隣に開店した「あごだしうどん」さんを訪問
? 龍ケ崎・ポスト (@ryugasaki_post) June 10, 2019
〝つるつる&こし〟のある麺と汁(つゆ)の出汁(だし)感が美味しい#59120;
※写真:ざるうどん(大盛)と同店メニュー
→メニューは、次のツイート写真に続く
茨城県龍ケ崎市寺後3471-8https://t.co/sY4yjUnXqK
#龍ケ崎 #龍ケ崎食べ録 pic.twitter.com/BrDdU8xj3Y
このうどんは「さぬきうどん」なのかどうか、について。
ポイントは出汁です。
讃岐うどんの出汁は、瀬戸内海で獲れるイワシの煮干し＝イリコがメイン。
そのイリコと昆布の出汁を使う。
サバ節やカツオ節を入れるものもあるけど、それらは脇役です。
このお店のうどんはアゴ出汁。
だから本来のさぬきうどんじゃない。
あご出汁の太いコシありうどんという、独自ジャンルのうどんです。
うどんの原料の小麦粉「さぬきの夢」と「あごだし」については、明日の記事で蘊蓄を語ります。