この日のランチは、とんかつ屋さんへ。
阿見町立本郷小学校の向かい側、体育館脇の門（職員用通用門？）の対面にあるお店です。
「とんかつ め組」さん。
「め組」とは、いったい何に由来するのでしょうか？
とんちゃんは、ラッツ＆スターの「め組のひと」を思い出すのですが・・・。
【やわらかいお肉をサクサクパン粉でカラッと揚げました】と書かれた暖簾をかき分けて店内へ。
- 茨城県
お店に入ると、法被（はっぴ）を着た女将さんが迎えてくれます。
厨房にいるご主人もハッピ姿ですよ。
後で伺うと、店名の「め組」は、「暴れん坊将軍」に登場した町火消「め組」に因んだものだそうです。それで法被を着ているんだって。イナセですね。
店内は左手に厨房、右手にテーブル席が３卓。
２間続きの座敷もあります。
席に着くと女将さんが、大きなグラスに氷が入った水を持ってきてくれます。
これが焼酎の水割りだったら嬉しいな。なんて思うのは私だけでしょうか？
女将さんは陽気でお話好き。
「どこから来たんですか」と聞かれます。
「うしくです」と言うと、「古い方のうしく？新しいうしく？」と聞かれる。
「何が古くて、何が新しいの？」と、今度はこっちが質問。
「新しく、ひたち野うしくができたでしょ。」と女将さん。
「そんなら古い方のうしくです。」
「うしくのどこらへん？」とさらに聞かれます。
どこから来たのか確認すると。
「わざわざ遠いところまでありがとうございます。」とお礼される。
遠くから来たサービスで、乳酸飲料とお菓子が出されます。
乳酸飲料は、日清ヨークの「ピルクルFe」。
お菓子は、柿ピー、小魚とピーナツ、のど飴。
女将さんとの話は続きます。話をしながらメニューを眺めましょう。
メニュにある料金はすべて税込みです。
トップは「とんかつ定食」だ。
そして「ジャンボとんかつ定食」。ははぁ、これがネットで有名なジャンボとんかつですね。
店内にサンプルを展示してあります。確かにデカいとんかつです。
これ普通の人は食べきれないでしょう？と女将さんに聞くと、残った分は持って帰るんだって。
昼にここで半分食べて、残りを夜に食べる人がいるんだって。なるほどねぇ。
２人で食べる人もいるらしい。
でもまぁ、今回はパスしましょう。（次回もパスするでしょうが。）
そのほかいろんな種類のフライ系があります。
オススメはなんだろ？って伺ったら、「とんかつ定食でしょう」だって。
そりゃそうだ！(^∇^)
じゃぁ、とんかつ定食をお願いします。
オーダーを厨房に伝えてからも、女将さんとの会話が続きます。
「どうしてこのお店のことを知ったの？ネットで知ったの？」と聞かれます。
「ネットでの評判がいいから、やってきました。」
「わたしたちネットのことなんて、さっぱりわからない。」と女将さん。
ご主人が脱サラし、洋食店などで修業して独立したこと。
荒川沖駅西側で一度移転しながら12年営業して、ここに来たこと。
洋食屋じゃ地域に受け入れられにくいから、とんかつ屋にしたこと。
などなどなど、いろいろな話が続きます。
まず、小鉢の料理が出されました。
店名の入った箸袋から割り箸を取り出して、いただきます！（合掌）
小さな冷奴。
そして大根とキュウリの醤油和え。
これが酒の肴に合いそうな味なんですよ。
お冷に焼酎入れてくれ！と叫びたくなります。
◆とんかつ定食
そしてトンカツの登場。
おぉっと、かなり大きなトンカツじゃないですか。w(*ﾟoﾟ*)w
まずは味噌汁から。
おっ、うまいぞ！出汁が効いていて、美味しいみそ汁です。
テーブル上には、ポットに自家製とんかつソース、ペットボトルに自家製ドレッシングが入っています。
キャベツの千切りは、ご主人が包丁で切ったものですね。
それに自家製和風ドレッシングをかけていただきます。
玉ねぎ入りのドレッシングがかかった、シャッキリキャベツが美味しい。
ポーションの大きなとんかつには、自家製とんかつソースですね。
かなり厚さがあるロースカツ。
粗目のパン粉を使った衣がサックリ。その中に厚切りのカツが、柔らかくてジューシーです。
こりゃ、旨いわ！(*^▽^*)
脂身の量も適度にカットしてある。ご主人の気配りですね。
丼飯が進む、いや進み過ぎる。
順調に食べ進めば、ご飯お替り！（こりゃいかん）
１杯で終わらせるペース配分をキープするのは難しい。
ご飯の量に対してとんかつの量が多すぎだよ！
そんな嬉しい悲鳴を心の中で叫びながら完食です。
ボリュームだけじゃない、しっかり美味しいとんかつでした。
洋食店で修業したご主人の腕前を味わうには、各種のフライ系を楽しむのもいいかもしれません。
会計を済ませると、女将さんがのど飴を２つくれました。
小さなサービスの多いとんかつ屋さんです。
ごちそうさまでした。
食べログ： とんかつめ組