コロナ禍で、屋内での密を避けるために、店頭のデッキと庭の仮設テントで営業をされています。
今日のメニューはベトナム料理のフォー。
若鳥と魚醤のあわせスープに入っているそうですこれを食べに来たんです!ヽ(^◇^*)/
1人前750円、大盛850円。
デッキの中には外に向かってカウンター席がしつらえてあります。
外の景色を眺めながら食事をいただけます。
フォーの大盛りを1つ、パクチー多くして!、とオーダーしました。
厨房はデッキの奥にある古民家の中。
筑波山を眺めながら料理が出来上がるのを待ちましょう。
紙コップ入りのお茶と割り箸が配膳されます。
お茶は温かいジャスミン茶です。
◆フォー大盛・パクチー増量
鶏を使った「フォーガー」です。
パクリーがいっぱいトッピングされたフォーが運ばれてきました。
唐辛子がかかった茹で鶏と赤い大根もトッピング。
レンゲは紙ナプキンに包んであります。
ステンレス製のレンゲです。ベトナムの屋台で食べている感じですね。
丼が載っているお皿はホーロー皿。エスニック感がありますね。
油玉の浮いたスープが美味しい。
若鳥のスープに魚醤で味付けしているんでしょうけど、魚醤の香りはほとんどない。
魚醤の魚臭が苦手な人でも大丈夫そうです。
魚醤は、タイではナンプラーですけど、ベトナムだとヌクマムですね。
フォーは、サクッとした食感が軽くて美味しいですね。
茹で鶏はとても柔らかい。
タマネギとモヤシが入っています。
中まで赤い生の大根。「紅くるり大根」という種類かもしれません。
スープにはフライドオニオンがいっぱいで、香ばしさと旨みを加えています。
スープが美味しいので完食。
大盛りの麺の量が多かったぁ。(*´ο`*)=3
これで終わりの予定でしたけど、スイーツがあるというので追加オーダー。
◆黒ささげ豆のココナッツチェー
プラスチックのティーカップに入ってて、エスニック感十分!
「チェー」はベトナムのスイーツで、いろんなタイプがあるらしい。
これは黒ササゲを使ったチェー・ダウデン。
「チェー」とは「茶」のことで、その言葉がスイーツにも使われるようになったらしい。ベトナム北部で温かいチェーが生まれ、それが南部に伝わって冷たいチェーになったらしい。
発祥についてはよくわからないけれど、ベトナムに多い仏教徒の食事が発祥らしい。仏教の年中行事に客をもてなすためにお茶と共に出したデザートが発祥だという情報があります。お釈迦さまの誕生日(旧暦4月15日の仏誕祭)やお盆(旧暦7月14日のブラン祭)のことでしょうか。その期間には精進料理を食べることが習わしで、お茶のときにおやつとして出したものということなのかな。
黒ささげを煮たぜんざいに、ココナッツミルクを加えてあります。
ミルクココアのような色をしていて、ココアっぽい味がします。
黒い色のササゲがいっぱい入っていて、これ自体が美味しい。
ささげ(大角豆)は小豆によく似た豆。皮が薄いので、煮ても小豆のように割れにくいため、小豆の代わりに赤飯によく使われます。国産では沖縄県や東北産があって「黒小豆」という商品名で売られたりしています。
フォーは麺が軽いから朝食にもいいですね。
ベトナムでは朝食に屋台のフォーを食べることが多いそうです。
でも大盛りは多かったわ。(*´ο`*)=3
薬味に、ヌクマム(魚醤)、唐辛子、 トゥオンデン(チリソース) などを出してもらった方がよかったかなと今になって思います。
ここはぜひまた寄りたいお店です。
次週はエスニックおかゆだそうで、それもまた楽しみです。
ごちそうさまでした。
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