「珈琲牧場」さんの一角にラーメン店がオープンした。
オープン前から気になっていたので、初日に来てしまいました。
「珈琲牧場」さん自体もリニューアルオープンして、店名が「USHIKU GARDEN - Bread＆Cafe farm」に変更。 屋根上の大きな看板は以前のままです。
さて、新規オープンした【豚骨 醤油 背脂 らーめん】の「めん吉」さん。
南柏、柏の「屋台とんこつらーめん めん吉」、新松戸の「らーめん めん吉」に続く支店です。
珈琲牧場の一部がラーメン店になっていますが、もちろん通りから直接に入店できます。
駐車場は、ばんどう太郎、珈琲牧場といっしょです。
看板メニューの豚骨醤油をいただくのがベストなのでしょう。でも味噌ラーメン好きのとんちゃんは豚骨味噌がとっても気になって来店しました。
開店初日のランチどきですけど、行列はありません。
お店前にある看板にメニューの紹介があるので確認しましょう。
豚骨醤油背脂らーめん：専用の圧力なべで国産げんこつをじっくり煮込んだとんこつ醤油に上質の背脂とマー油で仕上げた、めん吉イチ押しラーメン。
豚骨味噌らーめん：とんこつベースの濃厚味噌ラーメン。
豚辛子らーめん：濃厚とんこつの激辛ラーメン。
豚骨塩らーめん：コク深い豚骨スープを塩であっさり仕上げました。
つけめん：のど越しの良い中太もみ麺のつけ麺。スープは３種類からお選びください。
トッピングは、辛ねぎ、白ねぎ、野菜のっけ、のり、チャーシュー、辛ねぎチャーシュー。
店内はU字型カウンターに11席、壁際にテーブル席３卓があります。
珈琲牧場の店内に通じる扉があって、トイレは珈琲牧場を使うようになっています。
オーダーは、券売機で食券を購入するシステム。トップは、醤油、味噌、唐辛子。
その下に、塩、つけめん、餃子。替え玉もあります。
迷わず、味噌のボタンを押します。
開店３日間（27、28、29日）は、200円引きのサービス料金です。
食券を購入すると、フロア係りの店員さんが席を案内してくれます。
カウンターの席について食券を渡すと、麺の量を聞かれます。
麺量は、並盛（１玉）、中盛（1.5玉）、そしてなんと！大盛（２玉）までも同一料金。
つい、中盛をオーダーしてしまいます。（またダイエットが遠のくぅ・・・）
そして背脂の量も聞かれます。
背脂は、こってり（多め）、ふつう、あっさり（少なめ）。
ふつうをオーダーしました。
メニューが貼ってあります。これには「豚骨味噌」じゃなく「味噌豚骨」と書いてある。
バリエーションがいろいろあるけど、要するにトッピングの違いです。
一番下に【麺の硬さ、味の濃さも調整致します】と書いてあります。
◆豚骨味噌ラーメン
白い玉縁丼で登場です。
トッピングは、バラロールチャーシュー、ゆでもやし、メンマ、味卵、焼き海苔、ネギ、ホウレンソウ少し。
札幌ラーメンの常識から見たら、ゆでモヤシはイカン！のだけど、諦めるしかない。
スープはやや茶色かかった淡色系の味噌。
厚い油の層、その中に背脂がいっぱい浮かんでいます。
背脂が浮かんだスープは、豚骨臭は控えめで、クドさはない。
味噌は、大豆に米麹を加えた米味噌がメイン。豚骨スープと分離せず、スープに味噌の旨さを加えています。
ラードなどの油、野菜、香辛料を加えて熱を加え寝かせる、という当然のことを行った味噌ダレを使っているのでしょう。
予想していた以上に、普通に美味しい味噌ラーメンのスープです。
関東では、不味い味噌ラーメンが多いですから、これは誉め言葉です。
ただしスープの温度がぬるめ。もっと熱々であるべきと思います。
麺は、黄色くて縮れのある中太麺。もっちりした食感の多加水麺。
茹で加減が「ふつう」なのが残念。
「麺かため！」とオーダーした方が、もっとおいしくなると思います。
薬味の中に一味唐辛子がない。これは残念。
でも豆板醤と生ニンニクがあるのはいいですね。
辛味用に豆板醤を投入。
生ニンニクを入れたいところですけど、午後に臭っては困るので、断念。
ピリ辛になって、いい感じです。
大きなチャーシューは柔らかくて薄味。
メンマも柔らかくて、薄味です。
味卵は、黄身が半熟で味が染みている。
スープは飲み干さずに残しました。
突出したところがないので低い評価をする人もいるでしょうけど、札幌味噌ラーメン好きのとんちゃんには、良い意味で「ふつうに美味しい」味噌ラーメンでした。
とんちゃんは背脂信仰はないので、背脂は無くてもいい。
背脂あっさり、麺硬めで次回はオーダーしたい。
お店へのお願いは、スープ熱くしてほしい。
豆板醤はOKだけど、やっぱり一味唐辛子を置いてほしい。
ゆでモヤシは・・・ま、諦めます。
ごちそうさまでした。