札幌の実家に帰省中のときのこと。
地下鉄東西線二十四軒駅すぐにあるレトロな喫茶店でランチしました。


マンションの1階にその喫茶店はあります。


「軽食・喫茶 真路」さん。「真路」は「まろう」と読みます。
「まろう」はハーブティーにもするゼニアオイのことか、花言葉は「穏やか」「柔和な心」です。あるいは「客人・まろうど」を掛けたのか、不思議な店名です。

お聞きしたら1957年(昭和32年)オープンの喫茶店だそうで、65年も続く喫茶店。
地下鉄東西線が琴似~白石間で開業したのはその後の1976年(昭和51年)ですから、その頃にこのビルの中に移転されたんでしょう。

昭和の時代、喫茶店はコーヒーをすすり、タバコの煙をくゆらせながら、ゆっくりと時間を過ごすため、あるいは友人と語らうために来たところ。
そんな喫茶店がいまもここにあります。