四万十町近くの温泉を探して見つけたのが、須崎市の『山里温泉』。

2007年7月にオープンした温泉旅館です。写真をいっぱい撮ったのに、写真はありません。理由はココ

宿について、まず温泉に入ります。
その温泉がすばらしい。

宿泊棟を出て、敷地から河畔へと石段を降りていくと、男女別の露天風呂の棟があります。その浴舎は、実に簡素な造りで、浴槽は石を組んだもの。
その石造りの浴槽に、17.5度の冷鉱泉を加熱した湯が満たされている。湯がぬるい場合は、自分でコックをひねって、熱湯を加えます。

無色透明のお湯は、硫化水素泉で、硫黄の臭いがわずかにします。

浴舎の窓を開けると、間近に渓流がみえるロケーションで、せせらぎの音や鳥のさえずりを聞きながら温泉に入ることができます。

浴槽は5人が入れる程度の小型。手前の男湯には、石造りの浴槽の一部に、身体がちょうどはまりこむような、居心地の良いくぼみがあります。

洗い場は1つだけ。
排水は川に流すので、石けんしか使ってはいけなく、シャンプーを使う場合は宿に借りて使います。

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湯から上がると夕食です。