お昼は、さくら市のそば屋に寄りました。
田んぼだらけの中にあるお店。外見はプレハブの簡易なつくりです。
お昼は、さくら市のそば屋に寄りました。
田んぼだらけの中にあるお店。外見はプレハブの簡易なつくりです。
『そば処 たかつき』というお店。
農家レストランとしても紹介されているけど、下野新聞社編「読者が選んだ栃木のそば75」(2009年)にも載っているらしいお店なんです。
営業時間は11:30~14:00という、昼のみの営業。
実際はお湯が沸けば11時前後から開店するようです。
店に入って正面は、大きなテーブル席があります。
入り口右側にはカウンターと小さなテーブル席。
外観と違って、店内は落ち着いた感じです。手作りだそうです。
メニューはそばのみ。
もりそば500円
ざるそば550円
天もりそば600円
天ざるそば650円
天ぷらそば600円
ひたしそば600円
山菜そば600円
鳥そば600円
たかつきセット800円
大盛り100円増し
もりダブル300円増し
まいたけ天ぷらそば/うどん700円
これだけ、うどんが書いてあります。
天ぷらそばが、100円プラスで食べられるのは安いです。
ひたしそばは、温かくて、かき揚げが乗っているんだそうです。
「天ぷら」も「かき揚げ」も同じ材料なんだそうで、「天ぷら」を「かき揚げ」に変更することもできるそうです。
Kさんは「ひたしそば」、Sさんと私は「天もりそば」にしました。
そしてみんな「大盛り」にしました。
Kさんの「「ひたしそば」が来ました。
おぉぉ~。丼の中からそばが盛り上がっているじゃないか!
すごい大盛り、いやてんこ盛り!
そして、その上にかき揚げが載って、もう富士山状態だ!
これは圧巻です。
ついで、「天もりそば」が来ました。
これまた、そばがせいろの上に、まさに山のように盛ってあります。
これはもう、かなりの量です。これは驚きです。
さてそのそばですけど、灰色の田舎そばで、やや細く、冷たい水で締めてあるんでしょう、しっかりした歯ごたえです。
そしてそばの香りがとても強い。非常にいい香りです。
天ぷらの種類は、春菊、ニンジン、さつまいも、まいたけの4品。
そしてカラッと揚がっています。なかなかの腕前です。
100円でこんなうまい天ぷらが食べられるなんて、とっても嬉しいです。
ここでは、天ぷら(あるいはかき揚げ)を注文しないと絶対に損!
薬味に辛み大根が添えてあります。これ好きなんです。
つゆは、カツオの香りがして、味はやや甘め。濃くて辛いつゆではないので、そばをしっかりつゆに浸して食べました。
すごい大盛りですから、食べ終わると、もう完全に満腹状態。こんな量の旨い蕎麦を食べたのは初めてです。
(正確にいうと2回目なんですけど、そこの蕎麦はあんまり美味しくなかった・・。)
このお店は4戸の農家のおばちゃんが経営しています。
4戸で3.5haのソバを植えているんですが、そこで出来たソバを使ってそば屋を出そうってことで店を開いたのが4年前だそうです。
だから、自分たちで栽培したソバを使って、そばを作っているんです。看板の「地粉」どころが、「自家製ソバ粉」のそばなんです。
そばは日によって打つ人が違うそうですから、味も少しずつ違うのかもしれません。
使っているソバは「常陸秋そば」という品種。
茨城県の旧金砂郷村(現:常陸太田市)の在来種の「金砂郷在来」から改良された品種で、味や風味がいいいと高い評価を受けている品種だそうです。
ここの蕎麦は、つなぎが3割だそうです。
それでも香りがとても強くて、美味しい蕎麦に打ち上がっていました。
トイレはお店の外にあります。きれいに清掃されています。こういうの田舎風のもいいように思いいます。