入り口の脇に、あんかけスパの写真入りディスプレー。
ディナーコースもあるんですね。
お店は階段を上った2階。1階はパチンコ屋です。っていうかそのパチンコ屋が会社の本業です。
入り口を入るとすぐに禁煙席と喫煙席の案内。それぞれ部屋が別れています。
喫煙室の様子。
メニューはいっぱいあるんです。
ただの「スパゲティ」。って言っても、あんかけだから、普通じゃないけど。
トッピングの違いでいろんな種類があるんです。で、そのネーミングが面白い。
イタリアン(ウィンナー) 735円
チャオ(ポークピカタ) 787円
バイキング(チキンカツ、ウィンナー) 787円
カンツリー(野菜ソテー) 787円
ナポリ(イタリアンオムレツ) 787円
バイキングデラックス(エビフライ、ウィンナー) 892円
これらは普通の皿に載っています。値段はMサイズ(240g)で、Lサイズ(1.5倍)が157円プラス、LL(2倍)サイズが262円プラスになっている。
ミラノ(フライドポテト、ウィンナー) 840円
カニコロスパ(カニクリームコロッケ) 945円
和風ハンバーグスパ(和風ハンバーグ) 997円
トンスパ(トンカツ、フライドポテト) 1,050円
エビスパ(アビフライ、フライドポテト) 1,155円
ヒレカツスパ(ヒレカツ、フライドポテト) 1,365円
こっちのは鉄のプレートに載っている。こっちもLサイズとLLサイズがある。
さっきのお皿タイプにプラス53円で、この鉄板タイプに格上げできる。でも格下げっていうチョイスはない。
普通のスパゲティや焼きスパ、っていうか「あんかけ」じゃないのも少しある。
ランチメニューは、スパゲティに+150円でサラダ、ドリンクがつく。さらに+52円でミニライスがつきます。
7月限定でつけ麺もある。
プレートっていうのもある。なんだかよくわかりません。
カンツリーとミラノがあるなら、ミラカンができるのかと思って店員さんに聞いたら、「メニューにありません」って言われました。うーん、残念。
初めてなもんで、どれにしようか迷います。
スギさんは、チキンカツ、ウィンナーのバイキングを鉄板に乗せたもの。さすがB級グルメを極めようとしている人らしい注文です。
私はカロリー控えめに野菜ソテーのカンツリー。
メニューには「ちょっぴり辛めでコクのある当店自慢のオリジナルソースをたっぷりかけて、めしあがれ。」って書いてました。
いったいどんなんだろって、期待と不安が入り交じったワクワク感があります。
私のカンツリー。
白いスパゲティの上に、スライスタマネギ、シメジやピーマンのソテー、トマト、ゆで卵の黄身の粉が順番にかかっています。
で、ソースはスパゲティ全体にではなく、スパゲティの周りに広げられています。鉄板スタイルとはソースのかかり方が違っているんですね。
では食べてみます。
「いただきま~す!」
まず、ソースを舐めてみました。
「辛い!」かなり辛いです。タバスコが入っています。
で、その味は、ケチャップをベースに醤油とウスターソースを混ぜたような感じです。なんだか不思議というか変な味です。
これで大丈夫だろうか・・・ってちょい不安。
白いスパゲティは、ただのスパゲティです。味がないっていうだけじゃなくて、パスタじゃなくて「スパゲティー」なんです。
その白スパゲティにソース絡めて食べてみますと。
「えぇっ?!旨い!」
これ、かなり旨いじゃないのよ!
ケチャップとソース(かどうか知らないけど)って、やっぱ、日本人好みなんだな。口に合っちゃうんだ。
まいったな~!
ソースだけを舐めたときに感じた辛さは、スパゲティと合わせるとあまり感じない。少し辛さを感じるくらい。絶妙な辛さにしている。
そのソースをスパゲティにたっぷり絡めて食べるといいです。
ソースがもっとほしいなぁ。
スギさんの「バイキング」。
鉄板が焼かれていて、かかったソースが、ジュージュー音を立てて煮たっていて、それだけで旨そう。
焼かれたソースの不思議な香りが立ちこめてきます。
チキンカツとウィンナーがスパゲティの上に満員状態で乗っている。すごい迫力。カロリー高そう。
よく見ると、鉄板の上のスパゲティにソースがたっぷりかかっていて、その上のトッピングにはソースがかかっていない。
そのトッピングの上にゆで卵を粉にしたものがかかっている。
この鉄板焼きタイプの方が、ソースが焼かれて旨そう。
でも、だからって言って、お皿タイプよりプラス53円って高くない?って思ったら・・・。
実は、スパゲッティーの下に薄い卵焼きが敷いてあるじゃないですか!
焦げ付きを防ぐためでしょうか。意外なところに工夫があります。
初めての、しかも三河でのあんかけスパでしたけど、その意外な旨さを味わいました。
こうなると、本拠で本場のあんかけスパを食べたくなります。
愛知県に来るのが、いよいよ楽しくなりました。