春になって通勤途中の路傍に野草の花が咲いています。

歩道の脇にピンクの花。

面白い形をした花弁です。

茎の先の方にある葉の付け根から花がニョキッと出ている感じ。
花は、長い首の先に口が上下に‘カパッ’と開いているような感じ。
しかも下唇の花弁は、先が二つに分かれていて、紫色のはん点がある。
近くで見ると、ちょっと不気味です。

これは「ホトケノザ」。
花弁がついた葉の形が、仏像をすえる台座(だいざ)に似ていることからついた名前だそうです。

「春の七草」の1つに「ホトケノザ」があるけど、あっちはキク科の「コオニタビラコ」のことだといわれていて、写真のものとは全然別。