丹後に行ったらぜひ立ち寄った方がいいよ、って勧められたところへ向かいました。
かなり高いところにそれはあります。
かまぼこ形の丸屋根という、なかなか凝った造りのレストラン。
「いかりステーキハウス」って書いてますけど、正確には「碇高原ステーキハウス」です。
- 近畿
高原の牧場の中に建つステーキハウス。
ずっと向こうに日本海が見えます。
ここは標高約400m。そこに88haの牧場があります。
ここは京都府の畜産センターなんです。この大草原で、牛が飼われているそうです。
ここ「碇」には、かつては集落があったんですけど、昭和38年（1963年）の豪雪や度経済成長の人口流出でついに集団離村したところだそうです。
その後に牧場が設けられ、ステーキハウスやキャンプ場などのレジャー施設も建てられたそうです。
ステーキハウスを横からみる。
奥の方は展望台みたいになってます。ここで食事をします。
さて、中に入りましょう。
おぅ！レストランから素晴らしい眺めです。
そのパノラマの景色を眺めていると、食事をするのを忘れそうです。
おっとメニュー。
ここでは「京都肉」を食べることができます。
天橋立ワインとか丹波ワインという京都のワイン、ジャージー牛のミルクからつくるジャージーアイスなどもあります。
メニューの一番トップは、特選サーロインステーキ180g、4200円（さすが！）
サーロインステーキ定食も180gで、こっちは2980円。
ランチのサーロインステーキランチは130gで1900円。
やっぱ、これですね。（笑）
木製の柄のナイフとフォークが並べられます。
ワインのコルク栓を箸置きみたいに使っているところが、日本的ですね。
クロスの上にベタっとは置かないのね。
まずサラダが運ばれてきます。
トマトやキュウリ、ゆで卵とともに、血液をサラサラにする玉ねぎのスライスがたくさん入っています。
その後、ステーキが登場です。
おぉ！鉄板の上でジュージューと音を立て、湯気がモウモウと、牛さんだから（笑）、立っています。ステーキにかかったソースが焼けているんですね。
焼かれた鉄板の上に敷かれた玉ねぎの上にステーキが置かれています。
そのステーキに、一見味噌だれのようなソースがかかっています。
そして肉の脇には野菜が添えられています。
では、早速いただきましょう。
肉を切り取って・・・肉は1.5cmほどでしょうか。中はミディアムレア。
そういえば焼き加減を聞かれなかったような・・。
でもわたし的にはちょうど好みの焼き具合です。
んむ。うまい。
肉の旨みがあるのに加えて、ソースが旨い。
ソースは細かなツブツブがありますけど、摺り下ろした玉ねぎじゃないでしょうか。
それが大量に入っていて、その玉ねぎの甘さがソースを引き立てているようです。
野菜は、ピーマン。
カブですね。
ソースを絡めていただくと、さらに美味しいかも。
つけ合わせの野菜は、その時期に穫れる京都府の野菜を使っているんじゃないかと思います。
ご飯、じゃない、ライスか。
美味しかったですね。満足です。
カウンターで食事代をお支払い。
ジャージー牛の牛乳でつくったアイスクリームを売ってます。
ミナカもありますね。
ジャージーの牛乳は、ホルスタインの牛乳と比べて乳脂肪分が高く、無脂固形分、カロチンを多く含む濃厚な牛乳。
だからとっても美味しいんですよ。その牛乳から作ったアイスクリーム・・・。
でも私はダイエットしないとけないから、甘い物は控えます。
「とんちゃんさんは、アイス最中食べませんか？」
「え？いや、いいです・・。」
「嫌いですか？嫌いでなければ、いっしょに食べませんか？」
「えっ？嫌いじゃないけど。でも・・」
「わたし食べたいから、いっしょに買いますね。いいでしょ？」
「えっ？でも私は・・あ・・。」
躊躇している間に、Ｎさんがモナカを買いました。
アイスモナカ ミルク味 350円。
かなり大きなモナカです。
丹後ジャージー牧場で作られているものです。
無脂乳固形分12.3％、乳脂肪分7.7％（合わせて乳固形分は20％！）。
アイスミルクは乳固形分10%以上（うち乳脂肪分3%以上）、アイスクリームは乳固形分15%以上（うち乳脂肪分8%以上）ってことになっているんです。
このモナカのアイスは乳脂肪分がちょっと低いから「アイスミルク」に分類されている。
でも限りなく本物のアイスクリームですね。
さて、車の中でモナカをいただきます。
ちゅめたーぃ。ぉぉおおお、旨い。
濃厚でコクがある。でもサッパリしている。
ステーキの後だけど難なく食べられてしまいます。
ごちそうさまでした。
しかし、いかん、きっとかなりのカロリーオーバーだ。
食べログ：碇高原ステーキハウス
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