１月ほど前、岩手県岩泉町に行きました。
泊まったところは、ホテル龍泉洞愛山。
名前のとおり龍泉洞の近くです。
昨夜、チャックインしてから、浴衣に着替えてお風呂に入りに行きました。
ここのお風呂は温泉じゃないです。
でも龍泉洞の水と同じ源泉の水を岩手の木炭と玉川温泉郷のラジウム鉱石を通しているそうです。
その効能はともかく、お風呂はそこそこに広くて、ちょうどお客も少なく、ゆったりと湯に浸かれました。
脱衣場に入ると目の前にポスターが貼ってあるんです。
「なつかしのアイスキャンディー シャンペンサイダー味、いちご味」
「１ぽん１００えん」だって。
「１本１００円」じゃなくて平仮名を使っているのは、幼稚園生でも読めるようにかな？
お隣の普代村にある「三船製菓」のアイスキャンディーです。
明治26年創業で、電気が安定供給された昭和20年代後半からずっと手作りアイスを作っているそうです。
四角いアイスに斜めに入ったバーと甘すぎずシャリシャリした食感がたまらなくレトロな雰囲気をかもしだす、ですって。
ポスターの隅の写真を見ると、確かにバーがアイスに斜めに入っています。
凍らせるときに、バーを何かで固定しなければ、こんなに斜めになるんでしょうねぇ、なんて変なところに感心してしまいました。
これ、食べてみたいです！
フロントに行って、アイスキャンディーありますか？ってお聞きしました。
しかし残念ながら、震災の影響で今はないそうです。
津波で被災したんでしょうか。
調べてみたら、普代村では漁港は壊滅したけど、15.5mの防潮堤のおかげで集落に被害はなく、死者ゼロ、行方不明者１名だったそうです。
よかったですね。
三船製菓の紹介するページを掲げておきます。
久慈地域特産品ガイドブック：http://i-yamase.net/jobcafe/sangyo/tokusan/guidebook/item/58.html
譜代商工会：http://www.shokokai.or.jp/03/0348510009/index.htm
さて、翌朝の朝食。
食事の会場は、大広間です。
会場は夕食と同じです。
焼き魚を真ん中に、おかずが並んでいます。
おっ、納豆に生卵までついている。
こりゃご飯が２杯いけるぞ。
真ん中の焼き魚はサバ。
しっとり脂が乗っています。
カニカマとキュウリのサラダ。
キンピラゴボウ。
揚げと板麩が浮かぶみそ汁。
やはり南部は板麩を使うんですね。
１杯目のご飯は、生卵をかけて、卵かけご飯。
これだけで１杯完食ですよね。
２杯目は納豆で食べましょう。
おかずも食べつつ、もう半分いただきました。
今朝のご飯は２杯半！
ごちそうさまでした。