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震災後のビジネスプラン、でもさすが、料理が美味しいんだな ホテル龍泉洞愛山@岩手県岩泉町 [ホテルの朝食]

1月ほど前、岩手県岩泉町に行きました。

泊まったところは、ホテル龍泉洞愛山。
名前のとおり龍泉洞の近くです。

東日本大震災の影響で、一般の客はほとんどいません。
一時は被災者がここに避難していたし、また避難所の被災者に温泉を開放したりしたそうです。
今は被災者はほとんどいなくて、替わりに震災復旧のために働いている人たちの宿になっているそうです。

通常営業は始めたけれど、震災の影響で宿泊プランはビジネスプランのみになっています。
本来であれば三陸海岸の新鮮な海の幸と岩手の山の幸の料理がいただけます。

さて、夕食です。

食事の会場は、大広間です。

白いテーブルクロスをかけやテーブルがズラーっとが並んでいます。
写真は食事時間帯じゃないのでテーブルには何も載っていません。

料理はすでにテーブルに並べられています。

魚介類がメインの料理になっているようです。
本来なら三陸の魚介類がいただけるのでしょうけど・・・
いま三陸の漁港はほとんどが壊滅状態だから、地元の魚介類は少ないかも。

刺身。カンパチ、ブリ、タコ。

カンパチだよな?
脂が乗っていて美味しいです。

タラバガニ。

タラバガニにそっくりで、少し安いアブラガニというのがあります。
どっちなのかは・・わかりません。(笑)
でも、どちらにせよ、美味しいと思います。

ローストビーフ。
焼けた表面の中は、鮮やかな赤い色です。

添えてあるモミジオロシを中に巻いていただきました。
ソースはかかっていません。

テーブルの上に2Lのペットボトルがドーンと置いてあって
中身はなんと「三杯酢」。
これをつけてローストビーフをいただきました。
サッパリした感じで、いいですね。

甘露煮? 豚の角煮のようにも見えます。
カボチャ、ホタテ、コンニャクが添えられています。

薄い角煮風のものは、食べてみると・・・魚です。
かなり脂の乗っていて、なかなか美味しい。
何かのハラスのようなんだけど・・。

仲居さんに聞くと「カレイ」だって。
でも、そうだとしたら、かなりでかいカレイですよ、これ。
うーん、味は確かにカレイっぽい。
なんて言うカレイでしょうね。

野菜系の皿です。
大きなカキの貝殻にホワイトソースに絡められたコーンが入っています。
その横にはトウモロコシそのもの。
そして細めのモロキュウ。

モロキュウのキュウリは、U字に曲がっています。
形は味には関係しませんから。
地元産の曲がったキュウリをあえて使っているんでしょう。
こういうところに板場の心が表れているように思います。

トウモロコシは真っ黄色。
あのマダラ色のピーターコーンは柔らかくて甘すぎて、嫌いなんです。
実はしっかりしたこういう黄色いコーンの方が好きです。

ホワイトソースはまったり、です。
カロリー高いかなぁ・・なんて食べていると

なんと!中からカキが出てきました。
完全な野菜系じゃなくって、海産物がこんなとことに入っている。
食べ残していたら、この幸運に恵まれなかったです。
なんだか得したような気持ちです。(笑)

コンロに載った鍋。

白身の魚とシメジ、ネギ。
この魚は何でしょう。鱈のようですが。

ダラダラとお酒を飲まずに、ご飯で締めましょう。
白菜、大根、キュウリの浅漬け。

〆にお櫃のご飯をいただきました。


部屋に戻って、少しお酒をいただきました。

途中で寄ったお店で買った日本酒。
龍泉八重桜の特別純米酒。

地元、岩泉町の「泉金酒造」のお酒です。

本名水百選・龍泉洞地底湖の水を使っているそうです。
精米歩合60%で、低温で長期間発酵させたってことだから、醸造の仕方は吟醸並。
それで「特別純米酒」ってこと。
吟醸香はなく、淡麗辛口のお酒です。

いっしょに買ったおつまみも出しましょう。

小魚の干物。
こっちが「ごまあじ」。

もう1つは「いわしせんべい」です。

なかなか美味しい。
骨まで食べられて身体によさそう。
でもちょっと多かったですね。(笑)
お持ち帰りです。


ごちそうさまでした。



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タグ:岩手県 旅館
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