ランチに「十割蕎麦」をウリにするお店に行きました。

十割蕎麦は、その名のとおり、つなぎの小麦粉を使わない、蕎麦粉だけでつくる蕎麦です。
「生粉打ち」とも言われます。

しかしつなぎがないので打つのが難しい。
そう思っていたんですけど・・。
近年、十割蕎麦の製麺機が登場して、簡単に十割蕎麦が食べられるようになったんです。

中には蕎麦を「打つ」製麺機もありますけど、ほとんどは「押し出し式」。
水とこねた蕎麦をトコロテンのように押し出して、すぐに熱湯で茹でるという方式。
でもツルツル・シコシコした麺になるようです。

「十割そば」という店名のお店。
「信州信濃のそばよりもわたしゃあなたのそばがいい 十割そば」っていう長い名前が、本来の店名です。
この「信州信濃の・・」について、ちょっと一言言いたいんですけど、それは最後にいたしましょう・・。

このお店、夜は「紅とん」というやきとん屋さん。
それが昼だけ「十割そば」のお店になります。

いわゆる二毛作のお店ですけど、経営はどっちも同じ扇屋コーポレーション。
その1号店です。

「紅とん」の看板の上に「十割そば」の看板をかぶせてる。
のれんも「十割そば」の後に「紅とん」の暖簾があります。