岩手県大船渡市に泊まりました。
宿泊先は立派なお屋敷。民宿川古荘さん。
こちらが民宿の入口です。
すぐ脇を三陸鉄道の南リアス線が通っている。
しかし今は東日本大震災のために全線運休している。
かつて津波が襲って来た吉浜湾が望めます。
ここ大船渡市三陸町吉浜地区は、明治、昭和の２度の大津波で被災したことを教訓に、住民は皆、高台に移転しました。
そのおかげで、今回の大津波でも被害を受けることがほとんどなかった地区です。
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この民宿が所有する「久栄丸」の大漁旗が飾ってあります。
遊魚船として活躍していたんですけど、東日本大震災で流出してしまい、現在は遊魚船を休業しています。
食事の会場は広間です。
奥に見える旗は、あれは海軍旗？
近寄って確認してみました。
日章から16条の光線を放つ「旭日旗」（十六条旭日旗）。
しかも日章位置が左に寄った帝国海軍の軍艦旗、そして現在は海上自衛隊の自衛艦旗に使われている旗です。
でもこれは「気仙沼ディーゼル」という会社から送られた大漁旗でした。
「旭日旗」のデザインは、大漁旗のバックに使われることも多いですからね。
まずは生ビール。スーパードライです。
今夜の食事。
ぉぉぉおおお！ヒラメとマンボウ。
天然のヒラメの刺身ですよ！
マグロじゃなくってこんな高級魚がいただけるなんて、ウレシイ限りです。
マンボウは酢味噌でいただきます。
さっぱりしていてクセがなく、水っぽい感じに柔らかい魚です。
イカとワタリガニ。
大きなワタリガニの足。
シャブリつきます。
イカは、胴体の中にゲソを入れて煮てある。
薄味なところがいいですよ。
魚の煮付け。カレイですって。かなりの肉厚です。
薄味のキンピラゴボウ。サッパリした味で、いい感じです。
お釜の中は・・・
タコの炊き込みご飯です。
陶板焼き。
玉ねぎの上に、おろし生姜がかかった牛肉。
サッパリした感じの陶板焼き。
じんわりと味がしみ出てくる感じ。
炊き込みご飯から湯気が立ち上がる。
出来上がりました。
タコの炊き込みご飯、っていうかタコ飯っていうのかな。
タコの香りっていうのかな、そんなのがします。
とろみのある汁物。豆腐が沈んでいて、あれ？
魚のすり身が入っています。
ドンコのすり身ですって。へぇ、珍しいですね。
茶わん蒸し。
フンワリしている。
広間には、お茶に並んで「ご自由にどうぞ」と乾き物のつまみが置いてある。
いくつか持って、部屋でお酒を飲みましょうかね。
部屋でなにをいただいたか・・。
前回、前々回にアップしたように、酒は遠野どぶろく、つまみは燻製とうふと吾助堂の油揚げがありました。
そして國華の薫の「ほたるこい純米吟醸」もいただきました。
遠野市の上閉伊酒造のお酒で、アルコールが12.0～13.0度という低アルコールで、ややコクのあるお酒でした。
食べログ： 川古荘