岩手県陸前高田市に行きました。
宿は以前にも泊まったことがある「民宿志田」さん。
ここは現役の漁師さんがオーナーだから、まさに新鮮な魚介類がいただけるんです。
と、実は一言では片付けられない。
3.11の地震の直後、津波が押し寄せる中で命がけで船を沖に出したそうです。
幸い、ご主人も船も助かって、こうして民宿に泊めていただけるのです。
工事関係者も数人宿泊されています。
建物（住居）の隣に広い浴室があります。
あんまり広いから、最初に入るとちょっと寒いんですけどね。σ(ﾟｰ^*)
お宅の広い座敷で食事です。
お隣の工事関係者の方々はすき焼きみたい。
魚は飽きちゃったんだって・・・贅沢なことです。(*^▽^*)
今夜の夕食ですよ。(*^▽^*)
品数を見ただけでもすごいですよね。
ちなみに料金は１泊7000円です。
まずは生ビールでカンパイ！
温かい汁物は、冷めないうちにいただきましょう。
◆ドンコ汁
三陸の名物料理の１つ「どんこ汁」です。
タラの仲間なので、身はタラに似てクセが無く、ずっと柔らかい。
もっと美味しいのはこれ。
大きなキモです。
「ドンコ」というのは、東北。北海道の名称で和名は「エゾイソアイナメ」。
ただしアイナメとは無関係の魚です。11月から3月が旬ですって。
生の魚は、見た目は黒くて肌がヌルヌルしていて、なかなかにグロいです。
でもこれが食べると旨いんですよね。
食材事典：http://www2.odn.ne.jp/shokuzai/Donko.htm
旬の食材百科：http://foodslink.jp/syokuzaihyakka/syun/fish/ezoisoainame.htm
◆タコの三杯酢
シコシコした地ダコですね。
◆刺身の盛り合わせ
これで１人前ですよ！ヽ(^◇^*)/
お皿の奥がタコとワラサ、手前がイシナギに
なんとアワビ！w(*ﾟoﾟ*)w
さっそくアワビから行っちゃう！o(^▽^)o
コリコリした食感で、囓ると甘くて・・・うまい！
イシナギ。
スズキ科の魚だそうで、透明感があって旨いです。
ワラサ。
ワラサというのは関東の呼び名で、イナダとブリの中間の大きさ。
身が引き締まっていて実に旨い。
◆酔仙
お刺身にはやはり日本酒ですね。普通酒の燗です。
◆揚げ物
カキフライとアジフライ。
この時期はやっぱりカキですね。
カキは養殖だから、ご主人が獲ったものではありません。
◆ミズガレイの焼き
淡白なカレイの塩焼きが旨い。
和名はムシガレイだそうです。
表側の左右に3対の虫食い状の斑文があるのでムシガレイ（虫鰈）なんだそうです。
◆アイナメの煮付け
脂がのって柔らかくてこれまた旨い。
◆ドンコのなめろう
民宿志田さんの名物料理です。
新鮮なドンコが獲れるからいただける料理。
チビチビ舐めながら日本酒が進みますよね。
◆茎わかめ
そろそろ締めましょうか。
ご飯をいただいて・・・
◆自家製イクラの醤油漬け
やや甘めの味付けです。
温かいご飯に載せてイクラごはん！(*^▽^*)
最後の最後まで旨いです。
◆白菜の漬け物
サッパリと〆です。
◆オレンジ
デザートにいただいたオレンジ。
いやもう、お腹がいっぱいでパンパンです。
新鮮で旨い魚介類がいっぱいの料理でした。
ごちそうさまでした。
関連ランキング：旅館 | 陸前高田