岐阜市での夜。
居酒屋「どくだみ草」さんで飲んで、では〆に・・・と地元民に連れられていった先は。
「煮込みうどん 山本屋本店」さん。
ここが本店じゃないです。本店は名古屋で、ここは岐阜柳ヶ瀬店。
- 東海
味噌煮込みうどん1000円。お目当てはこれです。
名古屋コーチン入り、かしわ入りとかもあります。当然高い。
他にはこんなメニューがあります。
きのこ入り味噌煮込みうどん。
味噌鍋。
味噌煮込みうどんが出来上がるまで、どうしますか？
・・・って、決まってますよね。(*^^*)
「日本酒」は国盛純米吟醸650円、蓬莱泉吟醸800円、半田郷純米吟醸900円。
どれも愛知県のお酒です。
国盛の大にしましょう。
おつまみは・・・人気ベスト３がある。
１位板わさ、２位名古屋コーチンネギマ、３位ポテトサラダ。・・・傾向がまったくわからない。(-。－；)
つまみは・・・コーチンを外して、板わさとポテサラにしましょう。
◆国盛純米吟醸（大）
愛知県半田市にある中埜酒造のお酒。
「大」ってことは自称２合なんだけど、徳利が小さく見える。
蕎麦猪口みたいな湯のみのせいだけではないんだろうな。
実際は１合６尺とかかな？とのかく猪口に注いだら、すぐになくなっちゃうよ。
おねえさん！もう１本！
◆板わさ
人気第１位の板わさです。日本酒にサックリ合うのは、やはりこれだね。
蒲鉾がずいぶんと厚切りじゃないですか。
自分だともったいなくてこんな厚切りはできないかも。(⌒▽⌒；)
◆ポテトサラダ
人気第３位のポテサラにしました。
っていうか、メニューの一番左上にあるから、ついオーダーしちゃうんだよな。
◆漬物盛り合わせ
頼みもしないのに出てきました。
このお店のサービスなんです。
白菜と胡瓜の漬物とオニオンスライスが盛りあわされていて、酒のつまみにもってこいです。
つまみをオーダーしなくても、これだけでＯＫじゃないの？(*^^*)
◆味噌煮込みうどん
いよいよ主役の登場です。
うどんはしっかり土鍋に入っています。
蓋に湯気抜きの穴がありません。蓋を小皿代わりにして、うどんを取って食べるためなんです。
蓋を開けると、まだグツグツと煮えている。
板カマや玉子も入っていて、鍋焼きうどんのスタイルです。ま、当然ですけど。
玉子の黄身が半熟になっていると、すごく嬉しくなっちゃうんですよ。
薬味は一味と七味がある。
どっちにするか、こんなところで迷わせてくれるのもサービスの１つですかね。
汁は八丁味噌ベースで、とろみがある。
赤味噌と白味噌を混ぜザラメを加えているそうで、甘味が八丁味噌の辛さを抑えて、微妙にいい感じです。
そしてカツオの出汁が実によく効いている。
これをご飯にかけて食べてもうまいだろうね。
麺はシコシコと固い。
讃岐うどんなんて目じゃないくらいに、硬い。それが味噌煮込みうどん流ですね。
その硬いうどんに味噌味が少し浸みているところがうまい。
「めしばな刑事タチバナ」のドラマで、主役の立花刑事は「名古屋めしの最大の特徴は、味が濃厚ってことだ。」と断定しました。
まさに濃厚な味噌スープの中に、超硬いうどんが潜む。
味噌煮込みうどんは、濃厚さが特徴の名古屋めしの中で最強の料理の１つと思います。
最後に「山本屋」について。
今回伺ったのは「山本屋本店」さん。
名古屋の煮込みうどんのお店には、他に「山本屋総本家」があって、さらに「大久手山本屋総本家」なんかもあります。
いったいどういう関係なのか？今回は吟味しません。
以下のブログを読むとわかるかも、です。
名古屋めしの現在：http://nagoyalnago.blog75.fc2.com/
ごちそうさまでした。