「かきあげうどん」って、「かけうどん」に「かき揚げ」を載せたもの。
だけどその旨さは、うどんの旨さ＋かき揚げの旨さっていう、単純な足し算の旨さじゃないと思います。
うどんにかき揚げを載せると、かき揚げの油のコクがうどんの汁に染み出て、うどんがグッと旨くなる。
他方でかき揚げの方は、汁に浸ったおかげで柔らかくなって、サクッとした食感にフワッとした食感が加わり、これまたかき揚げ単品よりも旨くなる。
要するに「うどん＆かき揚げ」は、それぞれが単品で食べるよりも旨くなるわけ。でしょ？
ってことは、うどんの旨さとかき揚げの旨さをそれぞれ１とすると・・
両者を別々に食えば当然、１＋１＝２の旨さ。
しかし、かきあげうどんにすると・・・それぞれの旨さが増強されるんだから、旨さが２よりも大きくなる！
コラボの成せるすばらしい妙技です。
以上は前置き。
わが社の美女Ｈさんが、「とんちゃんと2人でうどんを食べたいわ！」と誘う。
うん、行こ、行こ！
別の美女Ｋさんは、「紅生姜天のうどんをとんちゃんと2人で食べてみたいわ！」と誘う。いいよ、いいよ！
（ごめんなさい、「2人で」は誇張っていうか、願望です・・・）
実は、先日食べた紅生姜天うどんが旨い、という話をしたのです。
⇒旨いじゃないか！ つるまる饂飩
：http://onhome.blog.so-net.ne.jp/2013-06-07
「うどん」の店はずいぶんあるけど、紅生姜天を出す店は非常に少ない。
しかも刻んだ紅生姜ではなく、紅生姜を輪切りにした天ぷらを出す店はほとんどない。
そこに行きましょうって誘ったんです。
ということで紅生姜天があるうどん屋に２人の美女と行くことに相成りました。＼(＾▽＾)／
美女２人＋とんちゃんで！じゃなく、オジサンとオニイサンも加わりましたけど・・・。
「つるまる饂飩」さん。
讃岐うどんじゃなくて「大阪うどん」と銘打つお店です。
ひさしぶりの再訪です。
とんちゃんは、かき揚げうどんを食べるぞ！
【冬のおすすめ】は、「舞茸とわかめのあったかあんかけうどん」という長い名前のうどん。
麺は「多加水熟成麺」だそうです。
加水率が高いとモチモチした麺になるようです。
メニューは、かけ260円、ぶっかけ350円など。
「ぶっかけ」の写真を見ると・・・大根おろし、ネギ、カツ節がトッピングされてる。
こりゃいいや！と「ぶっかけ」をオーダー。
天ぷらがいろいろ。 セルフでいただきｋます。
大きな「かぼちゃのかきあげ天」をいただきました。
美女Ｋさんは「しょうが天」をピックアップしています。
おでんもある、っていうのは讃岐流かな？
◆ぶっかけうどん＋かぼちゃのかきあげ天
「ぶっかけ」には、大根おろし、青ネギ、カツ節がトッピング。さらに天カスも載せました。
うどんは、モチモチしていて旨い。
讃岐うどんみたいに硬いんじゃない、腰のあるうどん。
カボチャの入ったかき揚げ天。
すごい厚みがあって、タマネギがふっくらと揚がっている。
このかき揚げをうどんの汁につけていただくと・・・・
あ゛っ！（￣□￣；）！！
汁がない！
ぶっかけうどんには、汁がほんの僅かしかないんです。
だから、かき揚げうどんのように、うどんの汁にかき揚げを浸せないのです。
なんという迂闊な判断をしてしまったんだろう・・・。orz....
しかたない、天つゆをかけようか・・・と思ったそのとき、いいものを発見！
濃口醤油と並ぶ「ウスターソース」です。
【昔なつかしいウスターソース】という名のソース。
これ実は、イカリソースのようです。日本で最初に製造・販売されたウスターソースです。
ウスターソースをかき揚げにかける。
天ぷらにソースをかけて食べる文化って、西の文化なんですよ。
でもとんちゃんは、子どものときに冷えた天ぷらにはソースをかけてたべていたから、すごく懐かしいの。
このあと、醤油もかけて食べ比べました。
どっちが好みかな？・・・うーん・・・・温かいときは醤油かな。
うどん完食。旨かった。
けど、かき揚げのときは、汁があるうどんがいいなぁ・・・。
またひとつ、勉強になったように思います。v(^^)
ごちそうさまでした。
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