岩手県大船渡市の末崎町にある碁石海岸。
ところで、どうしてこのあたりを「碁石」海岸と呼ぶのか?
それは最後に・・
その最南端にある碁石岬にある食堂に行きました。
「お食事処 岬」さん。
ここは、東日本大震災で津波に襲われてお店が壊されてしまった。
一時は廃業も考えましたが、お店を再開なさったそうです。
その様子は後ほどご紹介します。
岩手県大船渡市の末崎町にある碁石海岸。
ところで、どうしてこのあたりを「碁石」海岸と呼ぶのか?
それは最後に・・
その最南端にある碁石岬にある食堂に行きました。
「お食事処 岬」さん。
ここは、東日本大震災で津波に襲われてお店が壊されてしまった。
一時は廃業も考えましたが、お店を再開なさったそうです。
その様子は後ほどご紹介します。
店内はかなり広くて、テーブル席やカウンター席があります。
配膳口上の短冊に写真入りのメニューが下がっています。
メニュー票でじっくり見てみましょう。
定食類。蒸しうに丼1650円、刺身定食1100円。
出た!海鮮丼1500円。
親子丼1000円って高くね?って思ったらサケとイクラの親子丼だって。
【ラーメン】
岬ラーメン1100円は、麺1.5人前でウニ入り!(◎_◎;)
大漁ラーメン900円も麺1.5人前。
磯ラーメン700円、醤油ラーメン700円。
実はこの「磯ラーメン」がお目当てでやって来たんですよ。 (*^0゚)v
◆磯ラーメン
イカ、エビ、ホタテがある。そしてワカメに階層がトッピング。
ラーメンに漬物がついているのが岩手流。
いただきます!
スープは透明で澄んだ塩味で、スッキリした海鮮系のいい味です。
そして磯の香り。
麺は細麺で少し縮れ。加水率が高い歯ごたえのある麺です。
マツモがいっぱい。これがいい香りなんです。
このマツモが海鮮スープに磯の香りをプラスしている。
小さいホタテ。
エビやホタテより、ワカメやマツモがいい香りを出しているな。
お茶とインスタントコーヒーは、自分でお湯を出して入れます。
料理を待っている間に店内や周囲を観察してみました。
ここは、SMAPによる「駅ー1グルメ」の認定店です。
SMAPたってあのSMAPじゃなくて、Sanriku Marketing Action Partyの略。
三陸北部(JR八戸線・三陸鉄道北リアス線・JR山田線)の駅で一番のお勧めメニューを紹介して、元気にしようという会です。
注目してほしいのは、その下の【東日本大震災津波浸水高】のライン。
かなり高い位置なんです。
厨房への入り口の上にもあります。
【東日本大震災津波浸水高さ】
こんなところまで津波が来たんです。
津波に襲われて店内はグチャグチャになりました。
建物の1階は大きなダメージ。
食堂部分はほとんど新築という状態です。
こんな被害にあって、一時は廃業も考えたそうですが、支援と励ましがあって、再起を決意。
店を改装して8月に営業再開されたそうです。
おや!あまちゃんも来たようです。
お店の周囲の様子。
お店のすぐ向こうは海。
小さな漁港の「えびす浜」があります。
ここから津波が静かに、しかし強力に押し寄せて来たんだそうです。
岬の灯台や展望台へ行くと景色がいいよ、と教わりました。
冷たい風が吹いていてすっごく寒いんだけど・・・
でもせっかくなんで行ってみました。
少し歩くと碁石岬の灯台があります。
ここからも海の景色が少し見えるけど・・・
やっぱ、あの展望台がいいだろうな・・・寒いけど。
ここまで来たら行くっきゃない!
ほぉぉおお!展望台からの景色はやはりすごい。
黒い奇岩と真っ青な海。
やっぱりここまで来て良かった・・・しかし寒い。
景色を見終わって代金を精算。
そしたらレジの脇にこんなものがあるんです。
なんだと思いますか?
「碁石」ですよね。
その碁石がなんでレジ脇に置いてあるのか?
実はこれ、食堂のお女将さんが拾い集めたものなんです。
どこから?・・・・それが、海岸で、なんですって。
海岸に落ちているんですって。
誰かが捨てた碁石・・・じゃないですよ。
これ、自然に出来たものなんですよ。
こんな、まさに「碁石」がゴロゴロ落ちているから「碁石海岸」なんですって。
へぇー!w(*゚o゚*)w
ウソみたいなホントの話なんですって。
とんちゃんも拾いに行きたいけど・・・寒すぎ!
ごちそうさまでした。