◆狸小路2丁目
宮文刃物店。
→宮文HP:http://www.miyabun.com/
1927年創業の東京以北最大級の刃物専門店です。
東京には木屋という専門店がありますが、北日本ではこの宮文が最大級。
プロが刃物を求めに来るお店です。
みよしの。
1967年創業の札幌では有名な餃子とカレーの専門店。
→みよしのHP:http://miyoshino-sapporo.jp/
今でも餃子定食430円、餃子単品200円(税込)という低価格で餃子がいただけます。
昔は、すすきので飲んだ後にすすきの店で、締めラーならぬ、締め餃子を食べて帰ったものです。
ビヤホールライオン狸小路店。
1914年開店のビヤホールです。
1階がビヤホール、2階がパーティースペースで、地下1階はVIPルーム「狸の穴」(!)です。
3階はしゃぶしゃぶ安具楽、4階はジンギスカン麦羊亭になっています。
ここでビールを飲もうかどうか迷ったんですけど、今回のツアーは「ビアガーデン」と決めていたので、パスしました。
今から思えば飲めばよかったなぁと反省。
「有楽シアター」なる映画劇場を発見。
この名称は聞いたことがあるぞ・・・・
かつて、すすきのに「有楽シネマ」という名の映画館があったのです。
札幌の男性間では非常に有名な劇場でした。
もしかして、それと関係があるんじゃないだろか・・・
そう思って通路を入ってみると・・・・
あははは、やっぱりそうだ!ヽ(^◇^*)/
成人映画専門の映画館です。
昔はピンク映画なんて呼んだりしましたね。
いろいろ経緯はあったみたいですが、ここに復活したようです。
では・・・と言いつつ、映画を鑑賞しました。
・・・・ってのはウソ!観てませんよ。(ホントですよ!)
◆狸小路3丁目
ドンキホーテが入っているビルの1階にある果物店のサン・フルーツさん。
ここもずいぶんと古いお店です。
これからも頑張ってほしいなぁ。
駅前通りを南北に走る路面電車の線路。
かつては何本もあった路面電車は、自動車に押されてどんどん廃止され、ついに1路線のみになりました。
しかもその路線、元来はループになっていたのに、大通りからすすきのまでの線路が撤去されてしまった。
ところが2015年になって、そのループが復活したのです!
おかげで以前のように、ぐるっと一周することができるようになったんです。
その復活した路線がここなのです。
→札幌市交通局:市電ループ化後の運行に関するお知らせ
ループを一周すると約9km。
料金は170円。周回っても同じ料金です。
市の中心部から市街地をぐるっと回る路面電車の旅もまた、楽しいですよ。
◆狸小路4丁目
路面電車のある通りを渡ると4丁目。
◆狸小路5丁目
光栄堂楽器店さん。
FenderUSAやマーチンなど輸入楽器中心のギターやベースの専門店です。
本店は小樽市花園なんです。
→光栄堂HP:http://koeido-mak.com/
◆狸小路6丁目
札幌新倉屋本店。
花園だんごで有名なお菓子屋さん
商品名からわかるように、小樽市花園にある菓匠小樽新倉屋が本家でしょうが、現在は全くの別会社になっています。
狸小路6丁目の南側にある「狸小路市場」。
昭和初期にできた対面販売の商店街です。
いろいろな商店があったのですが、いまでは鮮魚店と青果店が残り、飲食店が多くなっています。
むしろ穴場の飲食店街、と言った方がいいでしょう。
嵌ってしまったブロガーの記事があります。(^^)
→知るほどハマる!美食の穴場「狸小路市場」を食べ歩く
◆狸小路7丁目
1947年創業の日本茶専門店「幸乃園 安中茶舗」さん。
狸小路の中でお茶屋さんはここだけ。独自焙煎のお茶がいただけます。
→幸乃園 安中茶舗HP:http://www.kounoen.net/
「風早金銀店」。
1947年創業の貴金属販売のお店・・・のはず。
1933年創業の「とらや製帽」さん。
主に公官庁の製帽を製造しているそうです。なるほどそういうお店もあるんですね。
クラシック喫茶のウィーンと平和ビリヤード。
どちらも歴史を感じさせるジャンルです。
喫茶の方は高校生時代に入ったように思います。
1935年創業の「う月食堂」さん。
大好きな老舗の食堂なんですけど、まだ未訪。次回は入りたい。
◆狸小路8丁目
ここからはアーケードがなくなります。
1972年創業の「照明のサイトー」さん。
街の電気屋さんがどんどん消滅する中でも、照明に特化しているおかげで営業が継続できているのかもしれません。
このお店の紹介ページがありました。かなり素敵なお店みたいです。
→照明のサイト−:http://www.saide-magazine.com/tyosatai/bangai/syoumeinosaith.html
◆狸小路10丁目
やき鳥「鳥十」さんと「河童鮨」さん。
ここもいいなぁ。
河童鮨さんのランチタイムは、「生ちらし」と「ジャンボ鮨」が650円ですって。
「ジャンボ鮨」と聞くと、懐かしい記憶が甦ります。
かつて北16条西4丁目にあった「鮨の政本」。
そこには「名物ジャンボ鮨」なるメニューがありました。
シャリがジャンボな鮨で、とても一口では食べられない大きさのシャリでした。
金欠の学生は最も安い「梅ジャンボ」を食べて、腹を満たしつつ、鮨を食ったぞ!という気分を味わったものです。
学生の間では「梅ジャン」とか、「おにぎり鮨」と呼ばれていました。
しかし残念ながら、2006年に閉店してしまった寿司屋さんです。
金富士酒場。
いいなぁ、この雰囲気。機会があったらぜひ入りたいお店です。
すすきのにある「やき鳥金富士」が本店。
かつて札幌に中川酒造という蔵元があって「金富士」という清酒を販売していました。
ここはその直営店だったのです。
しかし蔵元が1970年に廃業し、居酒屋だけが残った。
そして旭川の男山に切り替えて「男山直営酒場」ということになっているようです。
ここにはちょっと思い出があって、機会があったら立ち寄りたいお店なんです。
散歩のおかげで、懐かしい思いが沸き出る感じの古いお店を発見しました。
機会があったら、こんな狸小路の西の端を飲み歩いてみたいです。